令和7年2月19日に福島県立医科大学福島駅前キャンパスで開催された「第9回放射線災害・医科学研究拠点 国際シンポジウム」において、診療放射線科学科の大葉隆講師と広藤喜章講師が英語ポスター発表をしました。
 大葉講師は「Improving the usability of a digital tool for Fukushima residents, based on feedback from a three-year pilot program」(日本語訳:3年間のパイロットプログラムで得られたフィードバックによる福島の住民向けデジタルツールの使いやすさの改善)として、試験運用を通して参加者からのコメントをベースにデジタルアプリの改修点を報告しました。
 広藤講師は「Evaluation of Shielding effects of protective aprons and curtains in ERCP –Comparison of operator dose between under-couch and over-couch configurations-」(日本語訳:ERCPにおける防護エプロンおよびカーテンの遮へい効果の評価 -術者の被ばく線量におけるX線管位置の比較-)として、術者の放射線防護効果を鉛エプロンとカーテン遮へいの2パターンをもとに、X線管位置の違いによる被ばく線量の比較を報告しました。
 これらの発表は、聴衆の興味を引き、ポスターの前で多くの質問を受けました。