大学院案内

保健科学研究科は、保健科学の発展に寄与することができる専門職者を育成するとともに、保健科学の創造と発展に貢献することを目的としています。

保健科学研究科開設によせて

令和6年3月に文部科学省へ認可申請をしていた大学院保健科学研究科保健科学専攻(修士課程)の設置について、令和6年8月29日付で認可となり、令和7年4月1日から開設することとなりました。
本学は2011年の東日本大震災からの復興や高度で安定した医療体制の実現、不足する医療人材の育成、教育、世界に伍していける研究の推進など、国内外から高い評価を得ています。
大学院保健科学研究科保健科学専攻においても、福島県の医療に思いを寄せる同じ志を持つ仲間と共に、4つの職種の最新動向や医療現場の課題を学び、研究していきます。多職種協働の視点を持ちながら先進的かつ高度な医療を実践できる医療人、これからの医学・医療をリードする研究者となり、福島県の医療に貢献してくれることを期待しています。

理事長兼学長 竹之下 誠一
理事長兼学長
竹之下 誠一たけのした せいいち

保健科学研究科の特徴

本研究科では、研究分野における高度な専門性に基づき、活動の場において修得した知識および科学的思考を実践・還元できる能力を有する、主に福島県内で活躍する教育・研究者および臨床専門職者を養成します。
保健科学専攻は、専攻内で「理学療法学領域」、「作業療法学領域」、「診療放射線科学領域」、「臨床検査学領域」の4つの領域に分かれ研究を進めていきます。設置の基礎となる学部である保健科学部では、県が定めた「保健医療従事者の新たな養成施設に係る基本構想」に基づき「プロフェッショナルとしての高度な知識と技術を修得し、チーム医療の一員としての役割を果たすことができる人材を育成する」ことを教育目標の一つとして掲げ、「チーム医療」をはじめとする4学科共通の科目や医学部・看護学部の学生と共に学ぶ科目を取り入れ、多職種協働の意識を育んできました。本研究科ではこの特長を発展させ、多職種協働の意識づけだけでなく、実際の課題解決に向け考察し提案を行うなど、自ら働きかける能力の強化を狙いとし、4領域の学生が共通科目において他の職種の最新動向や医療現場の課題を学び、多職種協働の視点を持ちながら専門領域の学修に取り組むことで、課題に対し多角的なアプローチを行う、また、多職種協働の中で自身の専門性を発揮したチームへの貢献方法を考え、実践の場へ還元できるような人材を養成します。

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