理学療法学科の佐藤聡見助教(共著)らの研究論文が、BMC Nephrologyに掲載されました。

【論文タイトル】
Associations between leisure time, non-leisure time physical activity, and kidney function in Japanese adults: A cross-sectional study
(日本人成人における余暇時間ならびに余暇時間外の身体活動と腎機能の関連性: 横断的研究)

【論文概要】
 本研究は東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の千葉一平助教、寳澤篤教授らとの共同研究で、日本の成人32 ,162例を対象に、身体活動を余暇時間/非余暇時間でわけ、身体活動と腎機能との関連を検証しました。
 結果として、余暇時間中の身体活動の高さは腎機能の高さと関連し、非余暇時間中の身体活動は腎機能の低さと関連することが明らかになりました。これらのことから、身体活動と腎機能の間にパラドックスが存在する可能性が示唆され、腎保護としての身体活動管理を検討する場合、余暇時間と非余暇時間に分けて捉える意義が確認されました。

URL:https://doi.org/10.1186/s12882-024-03813-6