理学療法学科の中野渡達哉講師(共同筆頭著者、責任著者)、星真行助教、柴喜崇教授、作業療法学科の曽根稔雅教授、浅尾章彦講師らの研究論文が「Sensors」(Impact factor = 3.4)に掲載されました。
【論文タイトル】
「In-Shoe Sensor Measures of Loading Asymmetry during Gait as a Predictor of Frailty Development in Community-Dwelling Older Adults
(地域在住高齢者のフレイル進行予測に靴内センサーを用いた歩行中の荷重非対称性の評価)」
【論文概要】
高齢者の転倒やフレイルリスクの早期検出手法として、ウェアラブルセンサーを活用した歩行分析が注目されています。本研究では、靴内に装着するインソール型荷重センサーを使用し、2022年と2023年に南相馬市で開催された体力測定会の参加者を対象に、フレイル進行者と非進行者間での歩行中の下肢荷重非対称性の違いを調査しました。分析の結果、フレイルが進行した参加者は初期の荷重非対称性が顕著であり、これが1年後のフレイル進行のリスク増加と関連していることが確認されました。
このプロジェクトは南相馬市の事業の一環で、本学の理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科の教員及び学生が積極的に参加しています。
リンク名:https://doi.org/10.3390/s24155054
研究成果が掲載されました
2024/08/19
理学療法学科