保健科学部(総合科学系)の安田尚子教授が代表で執筆した研究論文が、Second Language Research & Practiceに掲載されました。

【論文題名】
Developing transferable writing skills through manga(マンガを利用した応用可能なライティングスキルの習得)

【研究概要】
大学英語の到達目標のひとつである論文執筆に必要なアカデミックライティングスキルの習得は、多くの学習者にとってハードルが高い分野である。この研究は、日・英語版のマンガに用いられる役割語(社会言語学的要素を反映させたヴァーチャル言語)の分析と、役割語を活かしたマンガ作成を通して、アカデミックライティングに必要なスキルを習得する実践を紹介する。学習者たちは、地域の国際化に貢献できる情報提供日英バイリンガルマンガ作成し、ナレーションと会話それぞれに相応しい英語表現を用いた。このプロジェクトを通じて学習者は、アカデミックライティングに応用できる英語の習得のみではなく、チームワーク、著作権の尊重など様々なスキルに対する理解も深めることができた。

http://www.slrpjournal.org/item/395