10 月22日(金)、本学部1 年生を対象に、東日本大震災とはどのような震災だったのか、その影響はどうであったのか、さらに各地域の医療環境の特徴について学び、理解することを目的として、相双地域などで東日本大震災・原子力災害を学ぶ施設の見学実習を開催しました。
 当日は、1年生139名が3コースに分かれ、「東日本大震災・原子力伝承館」、「東京電力廃炉資料館」、「福島県環境創造センター交流棟『コミュタン福島』」、「とみおかアーカイブミュージアム」などを見学しました。
 保健科学部では、東日本大震災を経験した福島の地域医療や災害医療を理解し、地域や災害に関する様々な課題に能動的に対応できる専門医療技術者を育成するための科目を設置しており、見学実習はそうした科目のひとつである「福島県の医療環境」の中で実施したものです。
 本科目では、福島県内の医療の現状について講義で学んだ後、今回の見学実習を通じて各地域での現状や課題について考え、今後、災害医療や地域医療において専門医療技術者はどのようなことを担っていけるのかについて、グループワークや発表会を通じて、さらに学びを深めていきます。