大学の後援会は、大学の健全な発展と学生生活の充実、会員相互の親睦などを目指し、保護者が中心となり組織される会であり、本学には医学部と看護学部にそれぞれ設置されています。
 4月に新設された保健科学部においても同様に後援会を設置するため、保護者有志による保健科学部後援会発起人会が組織され、この発起人会による後援会の設立総会が令和3年7月25日(日)、本学福島駅前キャンパスにおいて開催されました。
 会には、委任状での出席も合わせて112名の保護者の皆様が参加。後援会規約や活動内容案について審議が行われ、満場一致の承認を受け正式に保健科学部後援会が設立されました。
 後援会役員である理事と監事には、発起人を含め9名の方が選出され、その後に開催した第1回理事会、令和3年度第1回総会を経て、後援会会長に発起人会代表の渡邉茂氏、副会長に同じく発起人の鈴木広志氏、児玉紋可氏が選出されました。
 また、令和3年度第1回総会では、令和3年度事業計画及び予算が可決され、保健科学部後援会の今年度の活動がスタートしました。
 後援会の事業としましては、学生会活動や課外活動への助成などの学生の福利厚生援助事業のほか、国家試験対策、臨床実習における旅費等の支援、大学行事への助成などの教育研究協力事業等、学生生活に関わる各分野において、きめの細かい支援を行っていくことが決議されています。
 その後に開催された保護者と保健科学部教員との懇談会では、各学科長からカリキュラムや授業内容などの説明をした後、学科ごとに分かれて懇談が行われました。
 保護者の皆様からは、3ヶ月を経過した学生生活について熱心に質問や相談などが出され、教員も保護者に学生の様子を詳しく伝えるなど、熱のこもった懇談会となりました。
 今後、保健科学部後援会は、医学部、看護学部の後援会、本学の教職員と連携・協力しながら、大学及び保健科学部の発展に向けた取組を進めていくことになります。心強い応援団の誕生により、歩みを始めたばかりの保健科学部の歴史に、また新たなページが加わりました。