保健科学部臨床検査学科の豊川真弘教授が「第60回小島三郎記念技術賞」を受賞しました。
業績:ノカルジア感染症の早期適正治療を可能とする迅速同定法の確立と薬剤耐性機序の解明
小島三郎記念技術賞は、「臨床検査ならびに衛生検査領域において優れた検査方法、術式の考案改良を行い、検査技術の普及発展に功績のあった者に贈られる賞」です。本賞は、元国立予防衛生研究所長故小島三郎博士のご遺徳を永く記念すべく1966年に創設されたものであり、永い歴史を有する名誉ある賞です。豊川教授は、質量分析装置を用いたノカルジア属菌の迅速同定法の確立、国内外での疫学調査、菌種と薬剤感受性との関連性の調査、薬剤耐性機序の解析、新規薬剤の抗菌力調査、新種発見など、ノカルジア属菌を対象にした様々な研究業績が評価され、今回の受賞に至りました。
関連サイト(公益財団法人黒住医学研究振興財団HP):http://www.kmf.or.jp/index.html
