作業療法学科の藤田貴昭准教授（筆頭・責任著者）、五百川和明教授の原著論文が「Medicine」誌に掲載されました。

【論文タイトル】
Vitality index predicts walking independence in patients with hip fracture: A retrospective study
（Vitality indexは股関節骨折患者の歩行自立を予測する：後ろ向き研究）

【論文概要】
　本研究は回復期リハビリテーション病棟の大腿骨近位部骨折患者において、意欲の評価であるVitality indexと歩行の関連性および歩行自立と関連するVitality indexのカットオフ値を調べました．その結果、年齢、バランス機能、筋力、認知機能などの交絡を調整してもVitality indexは歩行自立と有意に関連すること、入院時Vitality index 7点以上は退院時の歩行自立を予測する簡便な指標になることが明らかになりました。

論文は以下からフリーでアクセスできます。
https://journals.lww.com/md-journal/fulltext/2024/12200/vitality_index_predicts_walking_independence_in.40.aspx