保健科学部(総合科学系)の有吉健太郎准教授が執筆に携わった研究論文が「Radiation Protection Dosimetry」 誌に掲載されました。

【論文タイトル】
Optimizing chemical-induced premature chromosome condensation assay for rapid estimation of high-radiation doses
(高線量放射線の迅速な推定のための化学誘発性未成熟染色体凝縮法の最適化)

【研究概要】
 放射線の被ばく線量評価は、放射線被ばく事故後の救急医療において効率的な医療と治療を行うために非常に重要です。化学物質を用いた未成熟染色体凝縮(premature chromosome condensation:PCC)法は、染色体異常を指標とした線量推定、特に高線量の放射線被ばくの際の線量推定を行う上で有用な手段ですが、48時間の細胞培養が標準的なプロトコルであり、早期の迅速な評価法としては課題を有します。本研究では、より迅速な線量評価を可能にするために、細胞培養時間の短縮化を実現するとともに、これまでの標準的なプロトコルによって推定される線量との比較を行いました。

https://academic.oup.com/rpd/advance-article/doi/10.1093/rpd/ncad312/7578624