令和5年5月に会津大学主催(本学共催)で開催された国際学会「The Summer International Conference on Careers in Applied Sciences」において、臨床検査学科2年生の吉田崚真さんが研究発表を行い、その論文が学会の論文集「ACM Book of Abstracts & Posters vol. 5」に掲載されました。
 吉田さんは福島第一原発の処理水海洋排出に対する意識と放射線に対する知識の関連性について調査し、演題を「A Survey of Fukushima Prefecture Students' Attitudes Towards Discharging ALPS Treated Water into the Ocean」として研究発表および論文執筆を英語で行いました。今回の経験について、吉田さんは「英語で論文を書き、発表できたことは非常に貴重な経験になりました。論文のテーマは原発処理水排出への賛否という科学的な要素だけでは説明できない複雑なものでしたが、自分なりに考察を導き論文にまとめられて良かったです。本研究を通じて様々な学びを得られたので、この経験を将来の研究活動への第一歩にしたいです。」と今後の抱負を述べています。
 論文集のファイルは以下のリンクからダウンロードできます。(ページ下方の緑のアイコン、volume 5-2023から入手可能です)

https://www.interconf-etltc.net/proceedings