作業療法学科の林博史教授(責任著者)らの研究論文が「Psychogeriatrics」誌に掲載されました。

論文タイトル:Improved frontal activity on functional near-infrared spectroscopy after improvement of apathy symptoms in a patient with Alzheimer’s disease
(アパシー改善後に光トポグラフィー検査において前頭葉の活動性が回復したアルツハイマー病の1例)

【研究概要】
 アルツハイマー型認知症では興味関心の低下、意欲低下といったアパシーがよくみられます。アパシーのバイオマーカーは確立しておらず、治療は非薬物療法が優先されます。私たちはアルツハイマー型認知症をもつ80歳代の女性が、訪問看護スタッフと一緒に掃除や料理をするようになった後、アパシーが改善し光トポグラフィ―検査で前頭葉の活動性の回復を確認できた症例を報告しました。

URL:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/psyg.12967