令和4年10月20日(木)に、作業療法学科の地域貢献活動である「認知症サポーター養成講座×陶芸」の2回目を開催しました。
 認知症サポーター養成講座では、認知症の人との接し方、かかわり方についての講義を行いました。陶芸では、参加者の方が前回つくられた作品を素焼きし、釉薬をかけるという作業工程を行いました。前半の講義では、自分の身の回りの体験を話される参加者の方もいらっしゃり、認知症は身近な病気であること、そしてそのサポートの重要性について参加者の方が深く学ばれていました。後半の陶芸では、前半の講義とは異なり、素焼きされた自分の作品を見て、皆さん満面の笑みでした。釉薬掛けの作業に没頭して、色や釉薬のかかり具合にこだわりを持っている方や、作業時間を超過しても作業をやりたいとおっしゃる方など、作業活動がもつ、「人を積極的にする効果」に改めておどろかされました。