保健科学部診療放射線科学科の三輪建太教授、広藤喜章講師、大葉隆講師が分担執筆した図書が発刊されました。

○放射線技術学シリーズ　放射線安全管理学（改訂3版）
　発行：2022年3月
　執筆項目
　広藤「放射線取り扱い施設の管理」、「医療被ばく」
　三輪「放射性廃棄物の処理」
　大葉「放射線事故・放射線災害、原子力災害と対策」

　放射線は、医学・医療、工業、農業など、身近な多くの分野で活用されています。特に医学・医療分野では放射線は不可欠なツールとなっています。そこで、放射線を安全に取り扱い、管理するスキルを持った人材を養成することは極めて重要です。医療現場において診療放射線技師が放射線安全管理の実務的な役割を担うことが多く、診療放射線技師を目指す学生には放射線安全管理に関する広範囲な知識と技術の修得が求められています。そこで、本書は放射線安全管理学に関して必要な事項をコンパクトにまとめ、わかりやすく解説した書籍です。また、本書は「診療放射線技師国家試験基準」に基づいて執筆されており、診療放射線技師養成機関の学生向けの教科書として編集されています。

本図書については、2022年5月頃、福島駅前キャンパス図書室に収蔵の予定です。