保健科学部理学療法学科の楠本泰士准教授らの研究論文が「Medicine (Baltimore)」に掲載されました。
「Femoral varus derotational osteotomy without pelvic osteotomy in nonambulatory children with cerebral palsy: Minimum 5 years follow-up.」
本研究論文は、脳性麻痺児における大腿骨骨切り術、観血整復術後の股関節脱臼の経時的な変化を多角的に明らかにしています。脳性麻痺児者の股関節脱臼の治療には筋の切離や延長術がありますが、重度な脳性麻痺児者に対す治療は、筋や腱の延長術だけでは、治療成果が十分に得られないことが多くあります。今回、22肢を5年間追跡調査することで、骨切り術後の股関節脱臼の治療効果の可能性が示唆されました。
URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35060529/
研究成果が学術誌に掲載されました
2022/03/15
理学療法学科