本学作業療法学科 倉澤教授が第55回日本作業療法学会で最優秀演題賞を受賞しました。日本作業療法学会は毎年1度開催される作業療法分野では国内最大規模の学術集会です。今年度は同学会で4名の作業療法学科教員が発表を行い、倉澤教授が最も栄誉ある賞である最優秀演題賞を受賞しました。以下が受賞発表演題と倉澤教授のコメントです。

「幼児における感覚処理の特性を起因とする問題行動および睡眠問題の仮説モデルの検討」
倉澤茂樹,丹葉寛之,立山清美,木村大介,岩永竜一郎

倉澤教授のコメント:
栄誉ある賞を頂戴し、身の引き締まる思いがいたします。この研究は幼児の感覚処理の特性(感覚過敏や聞き取りの悪さなど)が睡眠障害や困った行動につながることを明らかにしたものです。日頃から「研究のための研究」ではなく、「人(クライエント)に貢献するための研究」を心がけています。その成果が受賞に結びついたと考えております。あらためて、本研究にご協力いただいた全ての方々に御礼申し上げます。この受賞に満足せず、研究者として、作業療法士として、より高みを目指して励もうと思います。