作業療法学科の浅尾章彦講師、理学療法学科の中野渡達哉講師らの論文がJournal of Motor Behavior誌に掲載されました。
【論文タイトル】
Effects of Light Finger Touch on Postural Sway during Standing and Crouching Tasks
(立位および屈み位での指先の接触が重心動揺に及ぼす影響)
【論文概要】
壁や手すりなどに軽く触る程度の接触が姿勢を安定させる現象があります(ライトタッチ効果)。これまでは、主に二足静止立位や片脚立位でこの現象が確認されていました。本研究では、健常な若者を対象として、屈み位(しゃがんだ姿勢)でライトタッチ効果が生じるか、屈み位と静止立位でライトタッチ効果が異なるかを検討しました。その結果、屈み位と静止立位のどちらにおいても指先の接触が重心動揺を減少させました。一方で、2つの姿勢では、前後方向と左右方向で重心動揺の減少が異なることが明らかになりました。
論文掲載URL
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00222895.2025.2468437
研究成果が掲載されました
2025/03/10
作業療法学科