作業療法学科の倉澤茂樹教授が、一般社団法人日本LD学会の研究奨励賞を受賞しました。日本LD学会は我が国の特別支援教育をけん引する権威ある学術団体です。研究奨励賞はLD(学習障害)などの神経発達症の教育・研究の実践者に与えられる大変名誉ある賞です。
 以下、倉澤教授から受賞のコメントです。
「この度の受賞は、学校作業療法に関する一連の研究成果が評価されたものだと思います。あらためて、共同研究者の皆さま、そして何よりも研究にご協力いただいた児童・生徒の皆さまに深く御礼申し上げます。医学モデルから社会モデルへ、時代は大きく変化しています。ニューロダイバーシティ運動の広がり、合理的配慮の必要性の高まり等、学校教育は大きな転換期を迎えています。学校現場は医療の専門家でありながら社会モデルの一翼を担う作業療法士に期待を寄せています。私の夢は学校作業療法士の制度化です。これからも研究・臨地活動に取り組んでいきます。」