令和6年9月1日に行われました運動と医学の出版社主催実技セミナーにて、理学療法学科の阿部浩明准教授が「Pusher現象の機序とアプローチについて〜こう考えてこう介入する〜」と題して講演を行いました。
 講演では、脳卒中発症後に出現する特異的な姿勢定位障害であるPusher現象の定義、評価方法、疫学、メカニズム、関連病巣、治療方法について解説し、これまでのPusher現象に関わる先行研究を概観し、特に近年の、阿部准教授らが進めてきた介入研究の結果を詳細に説明し、その有効性を示しました。