作業療法学科の藤田貴昭准教授(責任著者)と理学療法学科の森下慎一郎教授の論文が「Progress in Rehabilitation Medicine」誌に掲載されました。

【論文タイトル】
Prediction of Walking Independence in Older Women with Vertebral Compression Fracture Using Phase Angle: A Preliminary Study Using Propensity Score
(位相角を使用した脊椎圧迫骨折高齢女性の歩行自立の予測:傾向スコアを使用した予備研究)

【研究概要】
 生体電気インピーダンス分析法を用いて測定されるPhase angleは、栄養状態やサルコペニアをモニタリングするための筋肉量の代替指標であり、対象の方に負担をかけずに測定することが可能です。本研究では、Phase angleを用いて脊椎圧迫骨折高齢女性の歩行自立を予測できるかを調べました。結果、Phase angleと歩行自立の関連性が明らかとなり、臨床的に簡便に使用できるカットオフ値も算出しました。

論文は以下からフリーでアクセスできます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/prm/9/0/9_20240004/_article/-char/en