理学療法学科の佐藤聡見助教(筆頭・責任著者)と森下慎一郎教授(共著者)の原著論文が国際雑誌「Heart and Vessels」誌に掲載されました。

【論文タイトル】
Impact of moderate to vigorous intensity physical activity on change in renal function in patients after acute myocardial infarction
(急性心筋梗塞患者における中高強度の身体活動が腎機能の変化に与える影響)

【研究概要】
 急性心筋梗塞発症後は心機能のみならず腎機能も低下しやすいことがわかっています。しかし、現在明確な治療法は確立されていません。本研究は、佐藤聡見助教らがこれまで報告を重ねてきた「運動の腎保護効果」に着目し、急性心筋梗塞患者における身体活動の強度や頻度が発症後の腎機能変化に与える影響を検証しました。検証の結果、回復期の段階で中高強度(3.0 METs以上)の活動を1日30分以上、週3日以上の頻度で行う患者は、発症後の腎機能が有意に改善することが明らかになりました。本研究結果は、急性心筋梗塞患者の新たな腎機能の保護戦略に繋がる可能性が考えられます。

URL:https://link.springer.com/article/10.1007/s00380-023-02354-6
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