令和5年11月6日より開催された「ICRP 2023 in Tokyo」の中でのサテライトイベントにおいて、11月12日にシンポジウム “Gonadal shielding in radiology: How do we make decisions while understanding ethical issues?”が行われました。ICRP(国際放射線防護委員会)は放射線防護分野における最も重要な国際機関としての役割を担っています。このシンポジウムでは、診療放射線科学科の広藤喜章講師が❝Perspectives on the Unnecessity of Gonadal Protection from the History of Radiation Health Effects❞と題する講演を実施しました。長年にわたり慣例的に使用されてきた骨盤部の放射線防護シールドについて、その歴史と廃止に向けた議論がICRP委員をはじめとする参加者と共に交わされました。