理学療法学科の遠藤康裕講師(筆頭著者)の研究論文が「Journal of Orthopaedics」誌に掲載されました。
論文タイトル:Differences in the center of pressure movement during standing with running shoes of different constructions: A cross-sectional study
異なる構造のランニングシューズによる立位時の足圧中心移動の違い‐横断研究‐
【論文概要】
21人の健常男子大学生を対象に、裸足、薄底シューズ、厚底シューズの3条件で30秒間の片足静止立位を保持させ、その際の足圧中心を重心動揺計で測定した。3条件間の違いとして、多重比較の結果、閉眼条件にて前後方向軌跡長、前後方向単位軌跡長、前後方向最大振幅は裸足に比べ、厚底シューズで有意に大きな値を示した。単位面積軌跡長は裸足に比べて厚底シューズで有意に小さな値を示した。厚底シューズでは、裸足条件に比べ前後方向への重心動揺が大きくなることが示唆された。
URL:https://doi.org/10.1016/j.jor.2023.09.014
研究成果が掲載されました
2023/10/20
理学療法学科