理学療法学科の阿部浩明准教授が分担執筆した図書が発刊されました。

〇理学療法における歩行
 編集:佐々木誠
 発行2023年7月
 執筆項目:脳卒中後の高次脳機能障害と歩行

 本書籍では人間だけに与えられた二足による「歩行」という特殊な移動・運動手段について様々な切り口から解説がなされています。歩行の定義と起源とその多様性について、さらには具体的な障害の数々とその改善を図るための介入について紹介されています。運動学・運動生理学・神経生理学などの領域におけるそれぞれの基礎知識,歩行による健康増進と障害予防など、 多岐にわたる知見を凝縮した書籍です。
 阿部准教授は脳卒中後の高次脳機能障害と歩行の関連について解説し、半側空間無視、pusher現象、歩行失行についてその概要と具体的対応について記述しました。

本図書については、今後福島駅前キャンパス図書室に受入の予定です。