保健科学部(仮称)作業療法学科教員らの研究グループの研究成果が、以下の学会で表彰を受けました。

【学会名】the Society of Physical Therapy Science
【賞の名称】2019 Encouragement Paper Award
【課題名】Use of a multilayer perceptron to create a prediction model for dressing independence in a small sample at a single facility.
(単一施設の小サンプルでの更衣自立予測モデル作成における多層パーセプトロンの使用)

【研究グループ】
福島県立医科大学新医療系学部設置準備室(保健科学部(仮称)作業療法学科) ◎藤田貴昭 五百川和明
医療創生大学 佐藤惇史
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 成田暁
東北大学大学院 曽根稔雅
群馬大学大学院 土屋謙仕
北福島医療センター 山根和広 山本優一 大平葉子 大槻剛智

【研究概要】
 効果的なリハビリテーションを行うためには、患者さんが今後どのような回復をたどるかを予測することが重要になります。我々はこれまでの研究で、日常生活活動の予後予測の精度を高めるためには各施設でオリジナルの予測モデルを作成する必要性を報告してきました。しかしその一方で、一つの施設で予測モデルを作成する場合には、分析に使用できるデータ数が少数になりやすいため、小サンプルでも高い精度を有するモデルを作成できる方法を明らかにすることが必要でした。本研究では、脳卒中患者の更衣動作自立に関して、多層パーセプトロンを用いた小サンプル・高精度の予測モデルを示しました。