令和5年4月29日に初台リハビリテーション病院にて開催された「運動と医学の出版社主催実技セミナー」において、理学療法学科の阿部浩明准教授が「治療が変わればここまで再建できる! 脳卒中重度片麻痺例の歩行再建の実際」と題して講演を行いました。
 講演では、まず脳卒中患者を対象とした長下肢装具を使用した歩行再建への理解に必要となる背景を解説しました。次にこれまでの長下肢装具に関わる先行研究を概観し、近年、自らが進めてきた調査・研究の結果について解説し、その有効性を示しました。また、具体的治療例を提示し、実施の介助方法について実技指導しました。