理学療法学科楠本准教授を中心とする研究グループが、「子どもの身体と心の健康を支援する眠育・食育・足育のためのコホート研究」を開始しました。
 この研究は、睡眠、食習慣、足の発達といった多角的な視点から子どもたちの成長過程を継続的に調査し、子どもたちの健康増進に必要な生活習慣を探り、そこで得られた結果を福島市民の方々へ還元していくことを目的としています。
 この研究の第一弾として、福島市内の小中学生を対象にした測定会を実施しました。

【測定会概要】
 日時:令和5年3月21日(火)9:00-16:00
 会場:福島県立医科大学 福島駅前キャンパス
 測定項目:睡眠についてのアンケート、足形計測、足趾把持力、長座位前屈、体組成、歩行(ランドセルあり/なし)など。
 参加者:小学生55名・中学生7名

 測定会では、理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科の教員に加え、学生30名もスタッフとして参加し、各種測定や参加者の誘導など初めての経験ながらも、頼もしく活躍してくれました。
 測定会は、福島民報新聞や、福島民友新聞で取り上げられ、当日の様子は、福島中央テレビ(ゴジてれChu!)でも放映されました。
 この取り組みは、継続して行っていく予定です。今後、市民や県民の皆さんにとっても「福島医大の保健科学部といえば・・・」と言われるような地域貢献ができるように取り組んでいきたいと思います。



▽福島県立医科大学ホームページ
 https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/topics/20230323.html