作業療法学科の藤田准教授、五百川教授、曽根教授ならびに北福島医療センターリハビリテーション科の先生方の共著論文が2021年度保健医療学雑誌 優秀論文賞を受賞しました。
【論文名】
Relationship between post stroke duration and balance function necessary for performing activities of daily living independently in stroke patients on the convalescence rehabilitation wards
【研究概要】
脳卒中患者では日常生活活動の自立とバランス機能が深く関わります。本研究では脳卒中患者の日常生活活動の自立と関連するバランス機能の水準(カットオフ値)の経時的な変化を調査しました。結果、脳卒中発症後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月での各日常生活活動の自立と関連するバランスのカットオフ値が明らかになり、カットオフ値は経時的に低下していく傾向が示されました。この結果は継続的なリハビリテーションにより、低いバランス機能で日常生活活動を自立できるようになることを示唆する知見であると考えられました。
論文は以下URLからダウンロードできます
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalliedhealthsci/12/1/12_24/_article/-char/ja
作業療法学科教員が優秀論文賞を受賞しました
2022/12/15
作業療法学科