臨床検査学科の義久精臣教授が分担執筆したガイドラインが公表されました。

ガイドライン名:男性の性腺機能低下症ガイドライン2022
発行:日本内分泌学会、日本メンズヘルス医学会
編集:男性の性腺機能低下症ガイドライン作成委員会

内容:テストステロンは精巣の間質にある Leydig 細胞を主に、海馬、筋肉、脂肪でも産生されます。血中においてテストステロンは、SHBG 結合型(35~75%)、アルブミン結合型(25~65%)、遊離型(1~2%)と3つに分類されます。総 テストステロンは加齢による減少が軽度であり、遊離型は加齢に伴い有意に減少します。本ガイドラインでは、性腺機能低下症の診断における各種検査法、性腺機能低下症における併存疾患や病態、テストステロン補充療法の有効性とリスク(特に心不全患者におけるテストステロン低下と補充療法の可能性等)に関して解説されています。

ガイドラインは、以下のリンクから閲覧可能です。
https://www.mens-health.jp/wp-content/uploads/2021/10/c95fe605f4e4127722b302a0213fc301.pdf