教員からのメッセージ
腫瘍核医学、核医学治療、放射線管理
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仕事を選ぶ
2023/04/26はじめまして。令和5年度診療放射線科学科に着任しました宮司 典明(みやじ のりあき)と申します。専門領域は核医学技術・核医学治療になります。
私は男3人兄弟の末っ子として昭和59年4月1日に新潟県長岡市に生まれました<写真>。嘘をついて良い日に産まれましたが、幸いなことに“嘘つき”と後ろ指を指されることなく本日まで真っ当?に歩んでおります。
東京にある小学校・中学校・高校を卒業後、食べることが好きだったので食品について学べる明治大学農学部へと進学しました。ただ卒業後は進路に迷い、なんとなく周りと一緒に就職活動を始めて理化学機器メーカーで営業マンとして働くことになりました。ここで職場や会社や大学・研究所の顧客と出会い、仕事に対する向き合い方を勉強させて頂きました。
診療放射線技師の世界に飛び込んだのは28歳の時です。これまで医療の世界とは全く関わりがなかったのですが、顧客が本当に必要となるサービスを提供する「医療」に強い興味を抱き、診療放射線技師として“がん”を専門とするがん研究会有明病院に就職し、現職まで10年程勤務しました<写真>。
他の方より少し回り道をしながら診療放射線技師になったわけですが、タイトルのように仕事を選ぶとしても魅力的な職種であると教員となった今も思います。
本心からの「ありがとう」を言われる仕事はそう多くありません。一般的な企業勤めとは少し毛色は変わりますが、確かな技術を身につけて信頼できる検査や治療を提供する診療放射線技師はとてもやり甲斐のある素晴らしい職種だと思います。
仕事や趣味にやりたいことや目標を見つけたなら、そのやる気を大事に持ち、是非行動に移してください。誇りを持った仕事は日々の彩りをきっと豊かにしてくれる筈です。
診療放射線技師を目指す皆様がよりよい人生を歩んでいくためにこれから全力で応援していきます!