教員からのメッセージ
助教
小笠原 牧
おがさわら まき
高齢期作業療法、精神科作業療法、認知症、余暇活動
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自分のことを知ろう
2023/09/06青森から福島に引っ越して、あっという間に半年が過ぎ、福島の過酷な暑さや、野菜や果物(桃!)が甘くて美味しいことに驚いています。
先日、南相馬市で健康測定会があり、私たちのブースでは脳の元気度をMoCA-Jという検査を用いて測定しました。注意力や記憶力、空間認知力の検査を行いましたが、この測定で大事なことは現時点での自分の脳の状態を知ることです。脳の元気度が低下していたとしても、運動や趣味を楽しんだり、食事や睡眠など生活習慣を改善することで、認知症を予防できることが研究で分かっています。自分の今の状態を知ることで、生活習慣を変えようと思うきっかけになるかもしれません。
そして私は福島に来てから、果物を沢山食べるようになったので、血糖値に注意しながら過ごしたいと思います(今回の検診はセーフでした)。 -
はじめまして!
2023/05/084月に着任しました小笠原です。
出身は青森県で、弘前大学で作業療法士の資格を取得しました。その後、精神科病院で2年間、介護老人保健施設で7年間勤務し、現在に至ります。研究では、重度の認知症を有する方に慣れ親しんだ作業活動(余暇活動)を行えるよう支援することが心身機能に与える影響や、高齢者の余暇活動と心身機能の関係について調査してきました。
心から「楽しい」「面白い」と思える活動や、その活動を行う時間を確保することは、健康を保つ上で重要な要素だと考えています。ちなみに私にとってのそういう活動は、音楽鑑賞(ロック、クラシック、何でも好きです)、美術館巡り、図書館巡り、編み物、ヨガです。よろしくお願いします!