教員からのメッセージ

理学療法学科
横塚 美恵子(よこづか みえこ)

おとなのひとにいってほしかった24のこと

こちらは、数年前に出遇った本のタイトルです。風見鶏が、大人の人に言って欲しかった24のことが書かれています。そのなかに、以下の一節があります。

「出遇いは二度とない」といってほしかったです。わたしのおしりがまだ青かったころ出遇いが大切とは考えてはいませんでした。なぜなら、出遇いなどは毎日何度もしていたからです。(略)しかし、自分のための本当に大切な出遇いというものは、何度もあるものではなかったのでした。たくさんある出遇いのなかから、自分のための出遇いを見逃さないためには、出遇いに気づく感性を日頃から磨いておかなくてはならなかったのでした。…

とあります。進学や就職によって、環境が変わる時には、沢山の出遇いがあります。今までの出遇いを大切に、そして、皆さんに春からかけがえのない出遇いがあることを願っています。

作業療法学科
川又 寛徳(かわまた ひろのり)

生活の過剰?

今年の3月、東日本大震災の発生から10年を迎えますが、当時私は東京の大学で仕事をしておりました。発生後の混乱ぶりは今でも鮮明に覚えています。また震災後、全国に広がった「自粛ムード」は作業療法士として興味深い現象でした。

さて、今から遡ることおよそ100年前、東京は関東大震災に見舞われたわけですが、かの芥川龍之介は、その体験を『大正十二年九月一日の大震に際して』と題する作品に残しています。その中で芥川はこう述べています。”人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰である。僕等は人間たる尊厳の為に生活の過剰を作らなければならぬ。更に又巧みにその過剰を大いなる花束に仕上げねばならぬ。生活に過剰をあらしめるとは生活を豊富にすることである。”

生活の過剰とは何か?人間の生活は、寝たり、食べたり、トイレに行ったり、お風呂に入るだけではありません。お気に入りの喫茶店で一人コーヒーを飲みながら本のページをめくったり、弱小だけれどひいきにしているクラブのサッカーの試合をスタジアムで観戦しサポーターとともに歓声を挙げたり、フルマラソンでサブフォーめざし雨の日も風の日も毎日ランニングを続けたり、他人から見れば“生活の過剰”ともいえる作業の連続が、生活や“その人らしさ”を構成しています。

東日本大震災に続き、コロナ禍でも、“生活の過剰”が失われつつありますが、作業療法士は老若男女、障害の有無を問わず、対象となる人・集団の生活を豊富にするために、巧みにその過剰(作業)を大いなる花束に仕上げるのを支援する、そんな重要な役割を担っているのではないか、東日本大震災の発生から10年の節目にふと考えました。

芥川龍之介『大正十二年九月一日の大震に際して』

診療放射線科学科
加藤 貴弘(かとう たかひろ)

放射線治療、それは福島復興のモニュメント!

東日本大震災から10年。放射線治療のプロの技術者として果たして何ができるのか、自問自答してきました。2012年には福島県復興事業の一つとして次世代の放射線治療といわれる『ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)』の実用化プロジェクトが始まり、昨年、8年に及ぶ関係者の努力の末、世界で初めてBNCTの一般診療化が、ここ福島の地で実現しました。
“放射線で与えられた福島の負のイメージは、放射線の究極の平和利用である放射線治療で払拭する!”そんな強い想いで復興プロジェクトの中心メンバーとして尽力してきました。
福島県内には放射線治療施設が11施設あり、放射線治療装置のバリエーションも豊富です。“福島を放射線治療のメッカに!”そんな想いを胸にこれまで以上に教育・研究・臨床に励んでいきたいと思っています。
福島の地で放射線治療に携わることの意義は計り知れないものがあります。そしてその足跡こそが福島復興のモニュメントになる、そう信じています。
福島で一緒に放射線治療やりませんか?

写真:“保健科学部開設夜明け前”イメージ図

臨床検査学科
堀越 裕子(ほりこし ゆうこ)

コロナ禍の終息を願って。

当たり前の日常を当たり前に過ごせなくなってから一年以上が経ちましたね。高校生の皆さんも窮屈で不安な毎日を送っていることと思います。そのような状況でもコロナ禍に立ち向かっている大勢の医療従事者がいます。臨床検査技師もその中の一職種です。「PCR検査、今日の陽性者何人・・・。」毎日のようにニュースから流れてきますね。PCR検査を主に担当しているのが検査技師です。測定だけではなく、時には検体を鼻腔から採取します。この状況を終息させる為に昼夜問わず、医療現場で働いているのです。感染の危険性と隣り合わせですが、正しい知識と技術を持って医療安全対策を最大限にとりながら様々な検査を実施しています。きっと誰かの役に立っている。ひいては自分自身の為に。臨床検査技師はとてもやりがいのある職業だと感じています。日々進歩し変化している医療、是非、一緒に学びましょう。

総合科学
反町 篤行(そりまち あつゆき)

医療現場を目の当たりにして

約1年前、初めて約1か月間入院をしました(附属病院ではないです)。入院の理由は腰痛で、寝返りをするだけで激痛が走り、最終的には自力で立ち上がることができなくなりました。腰痛の原因は血液検査、一般細菌検査、画像診断などの結果から、細菌による椎間関節の炎症でした。入院中は、医師や看護師をはじめ、本学保健科学部に関係する理学療法士、診療放射線技師、臨床検査技師と直接的または間接的にかかわる機会がありました。入院中に思ったことは、医療従事者と患者との意思の疎通の大切さでした。例えば、腰痛が思うように改善されない中でのリハビリでは、初めはあまり前向きではありませんでしたが、理学療法士の方との対話(最新のリハビリの話は興味がありました)や取り組みにより前向きになることができました。その結果、リハビリも良い方向にいったと思います。一方で、診療放射線技師の方がCTやMRIの画像撮影時に体勢を調整するためいきなり体を動かしたため、患部に激痛が走り、何度か気を失いそうになりました(撮影が恐怖でした)。撮影時のみという少ない時間で意思の疎通は難しいですが、事前に一声かけてもらいたかったと思いました(もちろん丁寧な方もいました)。そこで、医療従事者と患者との意思の疎通を図るためにはどうしたら良いのか?

今回、医師、看護師、理学療法士などの専門職によるチーム医療を初めて目の当たりにして、その重要性を感じました。チーム医療では医療従事者同士の意思の疎通も大切な要素ではないかと考えながら医療従事者の方を見ていました。

図は激痛を堪えながら撮影したCT画像のコピー。主治医の先生から、ペンで書き込みをしながら説明していただきました。専門的なことはわかりませんでしたが、椎間関節が炎症により溶けているとのこと。

理学療法学科
神先 秀人(かんざき ひでと)

福島に学ぶ

東日本大震災から10年が経とうとしています。

当時、私は、山形市内に住んでいたため、大きな被害を受けずに済みました。それでも、信号の止まった交差点や照明の消えた部屋、水の出ないシャワー、ガソリンを待つ長蛇の車列、食料品や飲料水の消えたコンビニなど、震災直後は、日常生活に多くの支障をきたし、色々と不安を抱きました。しかし、それらはほんの限られた期間内のことであり、日がたつにつれて、それらの不便さがいかに些細なことであったかを知りました。

福島では、震災を乗り越えてこられた方々から、強さや優しさについて学ばせていただけるのではないかと考えています。この福島で、福島の将来を支える若い人たちの育成に関われることを大変うれしく思っています。

これから入学してこられる皆さんとともに、福島県の方々のために貢献できるよう、微力ながら尽力させていただきます。

作業療法学科
澄川 幸志(すみがわ こうし)

人間を賢くし、偉大にするもの

「人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。」これは、イギリスの脚本家・劇作家であるバーナード・ショーという方の言葉です。新たに入学される皆さん(受験をされる皆さんもですが)は、これからの大学生活、各種専門職としての未来に対して大きな期待があることかと思います。この言葉には続きがあり、「なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである」とあります。未来への期待だけでなく、結局は勉強をしなければ、賢く、偉大にはなれないということなのかもしれませんが、勉強を継続するにあたっては、未来への期待というのは、確かに大きな原動力になります。入学後も、未来への期待を抱き続けられるようにするのも教員の役目なのかなと思います。

と言いながらも、私自身の学生時代を振り返ってみると、作業療法士がどんな職業なのかも知らずに入学したこともあり、未来に対する期待をそんなに抱いていなかったので勉強に大変苦労した記憶があります。

皆さんは、せっかく勉強するのであれば大きな期待をもって勉強することをぜひともお勧めします。

作業療法は奥が深いので、一緒に学んでいきましょう。

診療放射線科学科
高橋 規之(たかはし のりゆき)

画像診断に人工知能

毎日のように、人工知能(AI)の話題がTV、新聞等で見られるようになりました。医療分野もでは特に画像診断には早くから進出し、次々とAIによる画像診断を補助するソフトウェアが製品化されています。AIが自動で病巣を発見しその良悪性の判別を行い医師に提示します。

近年、画像検査数の増加や診断の難しい症例など、画像診断を行う医師の負担が増しています。この解決策としてAIは有効です。AIの解析結果を参考にして医師が診断を行うと、負担が軽減することがわかっています。発見が困難な病巣をAIが検出して、医師に提示して見逃しを防いでくれるのです。

4、5年前から、AIの病巣検出能力が医師を上回る研究報告が幾つも報告されています。そのため、将来AIが医師の仕事を奪うと予測する研究者もいました。しかし現在は、優れた能力をもつAIがあろうとも診断するのは医師であり、AIは画像診断の補助ツールとして用いなさいと明言されています。 これからは、いかに上手くAIを利用して診断していくかが重要になってきます。なぜなら、医師の能力を超えたAIを用いて画像診断したとしても、万が一誤診した場合に責任を負うのは医師だからです。

臨床検査学科
北爪 しのぶ(きたづめ しのぶ)

認知症研究は謎だらけ

世界の認知症人口は増加していますが、未だに根本的な治療薬が存在しません。患者数が多いアルツハイマー病(AD)患者の脳には、2種類のゴミのような蓄積物が見られます。最初に蓄積するアミロイド班は、発症の20年以上も前から脳に蓄積することが分かってきました。それから数年後に蓄積するタウは、神経が脱落する部位と蓄積部位が一致することから、脳にダメージを与える悪玉であると考えられていますが、アミロイド班の蓄積後にどのような機構でタウの蓄積が開始するのか全く分かっていません。その後、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)とよばれるステージに突入しますが、MCIからADを発症するまでの期間は非常に個人差が大きく、この差が何に起因するのかも分かっていません。治療薬の開発には疾患モデル動物も必要です。が、遺伝子組み換え技術によってアミロイド班を蓄積するマウスが開発されたものの、いくら高齢化させてもタウの蓄積が見られないため、タウへの細工が必要となっています。このようにチャレンジングな認知症研究ですが、自分なりの視点で明らかに出来ることがあるのでは、と思って取り組んでいます。

写真 今年はウェブ学会となってしまったアルツハイマー国際会議

総合科学
佐々木 道子(ささき みちこ)

大学生活を思い返して

大学での過ごし方は人によって様々だと思います。私の場合、3年生の時に有機合成化学の研究室に配属されてからは、研究が生活の中心になりました。「こんな反応がおこるかもしれない」と考えて実験を行いますが、予想通りに反応が進行することも、予想外の反応がおこることもあります。どちらにしてもその結果の解析を基に次に行うことを決めます。この繰り返しで1日が過ぎていきます。ちなみに、コアタイム(研究室に在室しなければならない時間ではなく実験に専念すべき時間)は、9時から21時の12時間でしたが、これは特殊な例ではなく理系の実験系学部としては標準的なものです。そして土曜日にはその週の実験報告会や勉強会があり、日曜はそれらの準備や実験報告書、最新論文の抄録の作成などがあるので、課外活動やアルバイトなどの「キャンパスライフ」とは無縁でした。この話をすると、可哀想と言われることも多いのですが、実験結果が出るまでの期待感や結果を解析していく際の高揚感は何事にも代えがたい貴重なものだと思います。楽しいと思えることに没頭できるのは良いですね。

理学療法学科
岡崎 可奈子(おかざき かなこ)

まわり道も無駄じゃない

私は今でこそ教員の立場ですが、理学療法士になったのは現役の学生よりも5年遅く、理学療法士になってからも、常に臨床の現場にいたわけではありません。その場その場で与えられた役割を果たすために四苦八苦しているうちに現在に至りました。気が付けば、理学療法の王道とは必ずしも重ならない部分で活動しておりましたが、縁あって、再び理学療法の道へ舞い戻ってきました。回り道がなかったら、今と同じ目線で理学療法について考えることはできなかったと思います。社会が理学療法士に求める役割はどんどん変化していきます。理学療法は進化し続ける学問です。世の中のニーズに敏感に対応し、求められる人材になっていきたいと思っています。

作業療法学科
五百川 和明(いおかわ かずあき)

作業と手、感覚

手を見ると、この人はどんな仕事や生活をしてきたのかを凡そ推測することができます。それほど日々の生活の様々な作業に深く関与する我々の手は、実に多様で且つ巧妙に動きます。それを可能にしているのが手の感覚機能の働きです。

例えばペンで字を書く場合、我々は主に親指や人差し指、中指のペンに直接触れる部分の感覚を頼りにペンを動かします。このペンに触れる指先の感覚が鈍い場合、どの程度の力を入れてよいか分からず、結果として字がうまく書けないといったことが生じます。このように作業と感覚機能は密接に関係しており、作業療法士は解剖学や生理学などの基礎医学の視点で作業を理解することも求められます。

ところで、あるperfumeの香りが以前の恋人との思い出(?)を呼び起こすというフレーズを昨年よく耳にしました。そう、嗅覚も我々の作業に関係する興味深い感覚機能です。

診療放射線科学科
久保 均(くぼ ひとし)

救命救急センターがある病院での当直の思い出

かなり昔の駆け出しの頃の、診療放射線技師として勤務していた時の1人当直の思い出です。

某月某日:今日は久々に夕飯に暖かいラーメンを食べたいな、と思って出前を取った。いつもの食堂のおばちゃんが当直室まで「今日もがんばって!」と持ってきてくれた。いい匂い!さあ食べよう、と思ったら救急患者の検査依頼コールが...。1時間後に仕事を終えて帰ってきたら、奇妙な物が冷え切って残っていた...。

1月1日:お正月の当直は独身者や子供さんが独立された方ばかり。日勤のベテラン看護師さんが持ってきてくれたおせち料理を、控え室で患者さんがいない合間に外来担当の皆でつつく。医師・看護師・臨床検査技師らと一緒に皆笑顔で今年もがんばろう!と誓いあった。

救命救急の仕事は大変だったけど、楽しかった。

臨床検査学科
豊川 真弘(とよかわ まさひろ)

報われるまでするのが努力?

私の好きな言葉のひとつに“努力は報われる!”があります。小さな努力をコツコツ積み重ねていればいつか必ず喜びや成果に繋がると信じていますし、これまでの人生の中でも多くの実体験をしてきました。このことを息子たちに伝えると、声をそろえて「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。」との返答が戻ってきます。ご存知の方も多いと思いますが、これはFCバルセロナの名選手リオネル・メッシの名言です。

写真は私の生涯の趣味であるスキーを楽しんでいる場面です。年を重ねるごとに体が思うように動かなくなってきましたが、何故かスキーに関しては今でも年々上達しているのを実感できます。やはり小さなコツコツは人生を豊かにしてくれますね。

総合科学
本多 創史(ほんだ そうし)

大学という場について

ときおり、大学という場を誤解している人に遭遇します。ただ教科書の内容を暗記して学期末試験に合格し、卒業するものだと考えている人に、です。そんな苦しくつまらないことのために大学があるのでしょうか。もちろん基本的なことは理解しなければなりませんし、数々の試験と実習にもパスしなければなりませんが、「深めてみたい」「学んでみたい」ことを自分でドシドシ勉強してゆけるところにこそ、大学らしさがあるのです。またそうした意思をもって講義にのぞまなければ、教師のことばが生き生きとしたものとして響いてくることもありません。あるいは「こんな活動をしてみよう」と思うなら、たったひとりでも始められるのです。どうか自分の「これをやりたい」という意思を大切に、思う存分学び、そして活動してください。ちなみに、私自身は、ある時期から大学の図書館にこもり、ひたすら本を読むようになりました。今でも特に古書の匂いなどを嗅ぐと、当時のことを思い出します。

理学療法学科
矢吹 省司(やぶき しょうじ)

東日本大震災・原子力災害伝承館に行ってきました!

遅い夏休みをとって10月に伝承館に行って来ました(写真)。地震・津波でどんな被害が発生したのか。そして、東京電力第一原子力発電所事故はどのようにして発生し、何が起き、実際今はどうなっているのかを資料や動画で詳しく知ることができました。しかし、最も印象に残ったのは、実は伝承館の中ではなく、伝承館に行くまでの道中です。大熊町、双葉町を通って行ったのですが、バリケードが張ってあって道路から脇道には入れず、民家は荒れ放題でした。9年以上経過したのに原発周辺はまだこうなんだと言う現実はショックでした。保健科学部の1年生は授業の一環で秋に見学に行く予定です。皆さんが何を感じてくれるか楽しみであり、不安でもあります。

作業療法学科
藤田 貴昭(ふじた たかあき)

がんばれ受験生

私が受験勉強をしていたのは約20年前になりますが、その時のことは今でもよく覚えています。不器用であった私は勉強時間を確保するためオープンキャンパスなどにも行かず、得点が伸びなくなることが怖くて、盆も正月も1日も休まずにおそらく1年以上毎日受験勉強をしていたと記憶しています(モチベーションの向上のためにオープンキャンパスに行ったり、適度に休憩を入れたほうが良いですよ)。今思えば効率的な方法ではなかったと思いますが、試験本番の手ごたえは今一つだったものの“やれることはやった”という気持ちになりましたし、“愚直でもひたすらやり続ける”という経験は今でも活きています。

受験には必ず終わりがあります。苦しさを乗り越えた経験も今後に必ず活きます。体調に気をつけて自分の目標に向かってがんばってください。がんばれ受験生。

診療放射線科学科
福田 篤志(ふくだ あつし)

なぜ僕らは働くのか

なぜ僕らは働くのか。大人でもこの答えに窮する方も多いはず。生活をするため、欲しいものを買うためにお金を稼ぐ必要がある、という答えが一般的かもしれません。それは間違いではありません。しかし、それだと仕事が我慢になってしまうかもしれません。

どのような仕事であっても、働くというのは誰かの役に立つ、ということです。お金を使う、ということは、自分ではできないことを他の人にお願いすること、なのです。大学を卒業して22歳から働くとすると定年まで40年以上もあります。正解はないけれど、どんな仕事がいいだろう?

職業に貴賎なしと言われます。それと同時に、人生には貴賎がある、とも言われます。私たちは病に苦しむ人たちの役に立ちたい、という思いで仕事をしています。もし同じ思いがあれば、私たちと一緒に学びませんか?

臨床検査学科
小川 一英(おがわ かずえい)

エイズと新型コロナウイルス

これを書いている12月1日は世界エイズデーです。日本で初めてHIV感染者の報告があったのは1985年でしたが、それから2年後、神戸市の日本人女性のHIV感染者が実名報道されるなど、メディアは徐々にエスカレートし、日本中がエイズパニックに陥りました。当時はちょっとしたことで感染すると勘違いされ、メディアも大いに煽ったため日本中が差別と偏見で満ち溢れることになりました。何だか今の新型コロナの報道のようでした。私が医師になった頃の話です。それはエイズが当時不治の病であったからで、実際に世界中で多くの患者さんが亡くなっていました。間もなくAZTという薬が使用できるようになり、私も数名の患者さんに使用しましたが、残念ながら効果は一時的でした。しかし、それから数年して新たな作用機序を有する薬が開発され、複数の薬を組み合わせて使用することで効果が著しく向上しました。今では1日1錠薬を飲むだけで体内からウイルスがいなくなり、普通の生活ができる時代になりました。ここ数年、私の患者さんにもこの感染症で命を落とした方は一人もおりません。HIVは新型コロナウイルスと同じRNAウイルスです。このHIV治療の研究成果が、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬開発に応用されており、既存の薬以外にもウイルスを劇的に死滅させることができる化合物もすでに見つかっています。本学に入学した学生さんがコロナを心配することなく学生生活を送れるようになることを願うばかりです。もうしばらくは我慢の日々ですね。

総合科学
安田 尚子(やすた たかこ)

語学の達人になるには

外国語学習は文法重視になりがちですが、言語がコミュニケーションのツールである以上、その言語圏で適切な言葉遣いができないと語学の達人にはなれません。ハワイ大学時代、韓国語を勉強しはじめたばかりの私は韓国人留学生と会話練習をしていました。ある日「カジャ(行こう!)」と言ったところ、もう一人の韓国人に「Mさんは一歳上だからカプシダ(行きましょう)って言わないと。」と注意されました。韓国の敬語は日本より厳格で、目上の人には原則敬語で話します。実は歳も知らなかった上に、普段は同年代の友達として英語で対等に話していたので韓国語でも友達扱いしていました。私が韓国語初心者だったのでMさんは「気にしないで!」と笑いましたが、文法は正しくても不適切な韓国語表現でした。英語も同様です。カジュアルな言語というイメージが強いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。大学の英語では状況に相応しいコミュニケーションの方法を学んでいきます。私は漫画の言語を研究していますので、授業では漫画を用いて状況に相応しい英語で書く・話すことを目指していきます。(写真は昔アリゾナの小学校で日本語を教えた時のものです)

作業療法学科
田中 善信(たなか よしのぶ)

“ものづくり”と作業療法

作業療法では、対象者が思い描く生活を実現するために、“自助具”を作ることも大切な仕事のひとつです。従来は、作業療法士が対象者の生活や実現したいことに必要なものを想像しながら、その場にある素材や限られた予算の中で材料を購入し、作成していました。

しかし近年、3Dプリンターの登場によって、誰もが簡単にイメージを形にできるようになってきました。また、世界中の人々が公開したデザインを加工することができ、思い立った時に素早く、欲しいものを手にすることができます。これからは、対象者自らがデザインに関わり、作業療法士と協働しながら“自分だけの道具”を作ることが当たり前となる時代が来るのだと思います。

新しい技術は我々の選択肢を豊かにし、作業療法をより面白くしてくれます。そして、対象者の生活を豊かに彩るための“ものづくり”は、作業療法士にとって大切な技術だと考えています。何か作ることに興味がある学生さん、一緒に手を動かしてみませんか!

※3Dプリンターで手部の模型を作成しました。

診療放射線科学科
山尾 天翔(やまお てんしょう)

生体内の分子を画像化する

診療放射線技師が携わる画像検査は、マクロな解剖学的構造を可視化するだけではなく、細胞レベルのミクロな世界を生きたまま可視化することもできます。がん細胞は正常細胞と異なる代謝経路を持ち、多量のブドウ糖を取り込む性質があります。腫瘍の悪性度が高いほど、取り込み量が増大する傾向があります。また、認知症の代表的な原因疾患であるアルツハイマー病は、記憶障害などの認知機能障害が起こる20年以上前から、脳内に異常なタンパク質が沈着します。つまり、症状が現れる前から、脳内では病気が進んでいます。脳内の異常タンパク質を検出することで、認知症の早期発見が期待されます。生体内の分子の挙動を可視化する技術(分子イメージング)により、構造だけではわからない生理学的な機能や病理学的な変化を画像として得ることが可能となります。大学では、これらの放射線技術の持つ魅力を伝えていきたいと思っています。

写真 米国核医学・分子イメージング学会の風景

臨床検査学科
高橋 一人(たかはし かずと)

遺伝子に刻まれた体質

ヒトゲノムDNAは30億もの塩基対がありますが、ある特定の1ヶ所の塩基が異なるだけで、体質が変化してしまうことがあります。お酒の強さもその1つで、アルコール分解に関連する遺伝子の塩基配列を調べると、①お酒が飲める人、②お酒は飲めるがすぐ顔に出る人、③お酒が全く飲めない人に分けることができます(図は実際に遺伝子のタイプを調べた解析結果で、カーブの形で分類します)。

日本人は①のタイプが6割程度といわれていますが、以前、私を含め、ボランティア十数名の臨床検査技師のタイプを調べたところ、9割以上が①でした。臨床検査技師はお酒に強い人が多いのでしょうか・・。

総合科学
柴田 恭子(しばた きょうこ)

統計学・数学

保健科学部で私は、統計学と数学を担当します。4学科必修科目の統計学では、1学年で基礎統計学を学び、2学年、3学年とあがるごとに、演習で、統計解析ソフトを使いながらデータ解析を行います。3年間を通して、少しずつ統計解析に慣れていきましょう。数学は、数学Ⅰ・Ⅱ、応用数学にわけて、基礎から応用までを勉強していきます。数学Ⅰは臨床検査学科と診療放射線科学科が必修科目、数学Ⅱは診療放射線科学科が必修科目になっていますが、それ以外の学科の学生も選択科目として履修可能です。数学Ⅱは、1学年前期の数学Ⅰを履修していることが望ましく、応用数学は1学年の数学Ⅰ・Ⅱを履修していることが望ましいです。

総合科学
久保田 恵佑(くぼた けいすけ)

見えないモノを見ようとして

今回は私の専門である言語テストについて簡単に記します。タイトルは某邦ロックバンドの曲の一節です。この曲中では天体観測の際に「見えないモノ」を見ようとするときは望遠鏡を覗き込むようです(ファンの方へ、雑な引用をご了承ください…)が、心理学研究でもこの「見えないモノ」(「構成概念」と呼ばれます)を見よう(測定しよう)として様々な道具を使用します。その道具の一例が「テスト」です。例えば、英語圏への留学に求められる英語力を測るためのテストとして IELTSやTOEFL iBTなどが有名ですが、こうしたテストを介して「英語力」という目に見えない概念が数値化(尺度化)されています。見えないモノを見るために、テストは、〇〇力のような見えないモノの概念を形成し、その測定の目的に適した道具を開発し、適切に結果を解釈できる数値にするという科学的なプロセスを経ています。私の研究はこのようなプロセスの中でテスト尺度を科学的に開発・検討することで、深く追求したくなる不思議な魅力があります。

大学はこれまで見えなかったモノが見えるようになる機会に溢れています。既知のモノに対しても未知のモノに対しても、目に見える表面的部分にとどまらず、探究心を持って臨んでみてほしいなと思います。

理学療法学科
小俣 純一(おまた じゅんいち)

腰痛予防の一つ:生活習慣

「健康的な生活習慣」は、腰痛予防に重要な要素になります。一つ目は体重のコントロールです。体重は少なすぎても、多すぎても良くありません。BMI(体重㎏÷身長m÷身長m)が18.5-25の範囲にコントロールすることが良いとされています。2つ目は喫煙と飲酒です。喫煙、過度なアルコールの摂取頻度はリスクとなります。3つ目は運動習慣です。運動習慣がある人に比べると運動習慣がない人の方が腰痛のリスクが高いと言われています。生活習慣は内科的な問題だけではなく様々なことに影響しているんですね。

写真:過去に学会のときに訪れたパリの凱旋門。今は実際にいくことができませんが、早くウィルスなどの問題が終息してくれて、また訪れたいものです。

作業療法学科
三橋 佑平(みつはし ゆうへい)

頑張るために大切なこと

著名な心理学者であるBandura博士が提唱した概念に自己効力感というものがあります。人がある目標に向かって行動をするには、それが“自分に出来そうだ”とか、“これをすれば出来そうだ”といった予期が必要で、それをどの程度持っているかを表すものです。

病気やけがをした患者さんが病院での治療を終えたとき、気力・体力の低下や新たな障害を抱えたことにより、以前のようには生活できないと感じる人も少なくありません。そのような方が、再び目標に向かって進んでいくためにもこの概念は大切です。患者さんの生活を実際に想定した生活動作や、趣味活動再開に向けた練習は、“できそうだ”という感覚を持つきっかけになるかもしれません。患者さんと目標を共有し、そのために何をするかを一緒に考えることは、“これをすれば出来そうだ”という感覚を持つきっかけになるかもしれません。皆さんは今まさに目標に向かって努力している最中かと思います。その原動力は何ですか?どんな思いで頑張っていますか?良い結果が出るよう祈っています。

診療放射線科学科
田代 雅実(たしろ まさみ)

自分のなりたい職業とは

中学2年生の頃だったでしょうか、授業の中で自分のなりたい職業を書く課題がありました。それまで何かにつけてプロ野球選手になりたいと言ってきましたが、現実を見直す良い機会となり、自分の将来について考えることになりました。父親が買ってくれた職業図鑑のような本を見ながら、家族に色々相談したのを覚えています。実は、その時になりたい職業として記載したのが、診療放射線技師です。何かにつけて飽きっぽい性分の私ですが、14歳で診療放射線技師を志し、診療放射線技師として病院で勤務し、現在その教育に携われることは感慨深いことであります。皆さんのなりたい職業とは何でしょうか?もし診療放射線技師に興味を持って下さる方がいれば、診療放射線科学科にぜひともご相談下さい!

臨床検査学科
三浦 里織(みうら さおり)

“出会い”と“出逢い”

皆さんはこれまで、たくさんの人たちと出会い、お互いに影響し合いながら歩んで来られたと思います。わたしも多くの方々と出会い、支えられながら、毎日を送っています。振り返ってみると、たくさんの人たちの顔が浮かびます。これからわたしたちと新生活を迎える皆さんは、大きな希望と夢を持って、次のステップへ進んでいきます。ここで出会うのは、将来同じ医療という場所で協働していく仲間達です。大学生活で充実した時間を過ごし、夢を掴むための学修と経験を重ね、生涯にわたる“出逢い”を大切にし、豊かな人生を築いてください。医療は決してひとりで成り立つものではありません。それぞれのプロフェッショナルが良好なコミュニケーションをとり、協力できれば大きな利益をもたらします。この魔法のようなスキルを、医療現場では「チーム医療」と呼びます。厳しく、大変な時期があっても、思い返したときに、たくさんの笑顔に包まれる、そんな学生生活を送れるよう、サポートします。一緒に頑張りましょう!

総合科学
有吉 健太郎(ありよし けんたろう)

「Science」に触れる

英語の「Science」はラテン語の「Scientia (知識)」に由来する語ですが、現在に至る「Science」は多くの研究者の閃きや洞察、並外れた努力、激しい競争や反目など、非常に人間臭い活動を通じて蓄えられ体系化されてきた知識であると言えます。
また、「Science」の魅力の一つは、未知の部分に関し、新しく得られた実験結果の前では、皆等しく対等な立場で議論することができる(英語を共通語とし、基本的なルールを守りさえすれば、年齢や性別、国籍は関係ありません)ことであると思います。
大学はそうした「Science」に触れることができる面白い場所です。

写真は米国にあるウィスター研究所のラボに留学していた頃のラボメンバーの写真(赤い服が私)です。年齢、性別、国籍関係なくScienceという結びつきで成り立った面白い集団だと思います(後列中央が研究室ボス西倉和子教授)。

理学療法学科
横塚 美恵子(よこづか みえこ)

小さくても大切な足のゆび

高齢者にとって足部の変形や痛みは、転倒の危険性を高めると報告されています。転倒は、寝たきりに繋がりかねないため、避けなければならない事故です。転倒の要因の一つである足部の変形に外反母趾(がいはんぼし:足の親指が人差し指の方に曲がっている状態)があり、年齢を重ねるとともに女性に多くみられます。若い女性であっても、外反母趾によって足趾把持力(そくしはじりょく:足の指で掴む力)や歩くときの足底の圧力に違いがあり、足趾把持力の強さと最大一歩幅(前に一歩踏み出す距離)には関係性が認められます。女性は靴の影響も受けやすく、若い頃から足部の変形に気を付けることが大切です。

興味がある方は下記URLの論文をご覧ください。https://jfootankleres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13047-020-00411-1#citeas

作業療法学科
川又 寛徳(かわまた ひろのり)

趣味は何ですか?

こんな直接的な言い方ではないにしろ、作業療法士が多用するフレーズのひとつです。病気を治すために入院しているのに「何のんきなことを言っているんだ!」と思われる方も多いかもしれません。しかし、その人にとって興味や関心があること=作業を通して、健康の維持・回復・増進を支援するというのが作業療法士の仕事です。病気に焦点を当てるのではなく、人の作業に焦点を当てるユニークな専門職。病気や障害で困っている対象者がどのようなことに興味や関心を持ち、大事にしているのか寄り添って考え、それを実現できるよう支援するきっかけとして、このフレーズを使っています。ちなみに、私の趣味は読書で、写真は作業療法士を志す人にお勧めの一冊です。あなたの趣味は何ですか?

診療放射線科学科
加藤 貴弘(かとう たかひろ)

コンプレックスをバネに

私は今、教員として人前で話をすることが日常化していますが、かつては人前で話をすることに苦手意識がありました。社会人になってから、己の弱点克服も兼ねて精力的に学会発表を行った結果、いつしか苦手意識は克服されました。そんな経験を通して今思うことは、“ウィークポイントは自分次第でストロングポイントに変わり得る”ということです。

タイトルは、私が人生の師と仰ぐアントニオ猪木氏の言葉です。詳細は氏の自伝である『闘魂記』(集英社)を読んでいただければと思いますが、“自分の生きる道で全力で闘った者のみが、コンプレックスをバネに飛躍することができるのではないか”と述べられています。10代の頃はこの文章に対してあまりピンと来ませんでしたが、30年の月日がその意味を解き明かしてくれた気がしています。

ゆっくりでも止まらずに歩み続ければきっと想像もしなかった新しい自分に出会える日が訪れる、私はそう信じています。

写真:毎年4月に放射線医学に関連する学会が開催される会場付近(みなとみらい)の遠景

臨床検査学科
堀越 裕子(ほりこし ゆうこ)

血管を診る

「人は血管とともに老いる:a man is only as old as his arteries」これは、カナダ出身の内科医 オスラー医師の言葉です。聖路加国際病院名誉院長で2017年に満105歳で亡くなった日野原重明先生が影響を受けた医師としてオスラー医師を挙げています。“血管の老い”とは、どのようなことでしょうか? 血管には動脈、静脈、毛細血管がありますが、 “血管の老い” は動脈の変化を指しています。やわらかい管(くだ)が加齢とともに硬くなり、動脈壁が厚くなってギシギシとすること、いわゆる動脈硬化と言われる状態になることです。血管の状態を知るために様々な検査法があります。血管機能検査では血管のしなやかな広がりの程度がわかります。血管超音波(エコー)検査では血管そのものの状態や構造を画像として観察できます。血管脈波検査では動脈の硬さの程度がわかります。多くの人が若々しい血管を保ち、活き活きと老いるために、臨床検査技師として、血管を診ていきたいと考えています。

総合科学
反町 篤行(そりまち あつゆき)

福島の地で何を学ぶのか?

2011年3月11日に行った東北地方太平洋沖地震に伴い、津波、福島第一原発事故による東日本大震災が起こりました。当時、私は福島県外の大学に所属していました。震災から約1か月後、福島県内において住民へのスクリーニングをはじめとして、甲状腺被ばく検査や環境放射線調査などに参加しました。環境放射線調査では、放射線測定器を車に積んで、放射性物質による環境汚染が重度な地域において空間線量率を測定しました。その際に、地震や津波により道路や住居などの建造物が破壊されている光景を目の当たりにするとともに、これまで見たこともない空間線量率の値を見て、震災の甚大さを肌で感じました。

震災から約3年後に、当学に勤務することになりましたが、授業の一環で原発事故に関する話題を取り上げることがあります。震災を体験した学生や震災に興味を持つ学生もいますが、あまり関心を持たない(持っていない)学生の方が多いように感じています。震災から9年以上経過していますので、関心が薄れてしまうことは仕方がないことかもしれません。医療人として専門知識・技術を学ぶことはあたり前ですが、災害を経験した(経験している)福島の地で何を経験・体験するのか?

上と真ん中の写真は、2011年9月に浜通り北部の山間部と沿岸部でそれぞれ撮影したものです。上の写真では地震により道路が破壊され、真ん中の写真では津波により砂浜が破壊されています。真ん中の写真で中央に見える建物は福島第一原子力発電所です。また、下の写真は、2011年4月に浜通り北部において放射線測定器により測定した空間線量率です。

理学療法学科
神先 秀人(かんざき ひでと)

観察力を高めよう

スポーツの現場でコーチが選手のフォームのチェックや指導を行うように、理学療法士は、患者さんが日常生活の中で行う動作を観察し、何らかの問題がある場合は、原因を探り、改善を図ります。

例えば、歩行中によくつまずく患者さんの歩行観察では、つまずく脚の動きだけではなく、支える側を含めて身体全体を観察します。身体を支えている脚が不安定なため、振り出す脚をうまくコントロールできないことがよくあるからです。そして、通常(正常)の歩行と比べることで異常な動きを判断します。異常な動きの原因には、筋力や関節の硬さ、痛み、感覚、バランス機能など様々な要因が考えられます。そのため、観察から推測された全ての要因について個別に検査することで、つまずく原因をつきとめ、解決する方法を探ります。

このように、理学療法士には、動作を見る観察力と問題の原因を推理・確認する能力が求められます。

作業療法学科
澄川 幸志(すみがわ こうし)

没頭できる“何か”

皆さんも経験があるかと思いますが、人は何かしらに没頭、集中することがあります。この状態をフロー(またはゾーン)と呼びます。このフロー状態は、何かしらの作業活動に取り組んでいる際の最適な心理状態とされており、自身の能力と作業活動の難易度とのバランスが大事となります。大学というのは、授業で学ぶことももちろん大事ですが、それに加えて、部活・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動など、自らが進んで取り組んで没頭できる何かを見つけることも大事です。もちろん学業に没頭するというのもよいことです。
さて、作業療法学科では授業として“作業活動”を行います。写真のような陶芸や木工、革細工、はたまたレクリエーションと多種多様な作業活動を行います。私自身、こういった作業活動に没頭することも多々ありますし、こういった作業活動がもたらす治療効果について突き詰めていくのも面白いです。

皆さんも入学した際には、ぜひとも没頭できる“何か”を見つけ、学生生活との両立に励みましょう。

診療放射線科学科
高橋 規之(たかはし のりゆき)

ベートーヴェン

今年はベートーヴェン生誕から250周年でした。世界各地で記念イベントやコンサートが企画されていました。しかし、新型ウィルス感染症(コロナ)のパンデミックによってほとんどが中止になってしまいました。私は、楽器を演奏できませんし楽譜も読めませんが、最近クラッシック音楽にはまっています。特にベートーヴェンの「悲愴」と「月光」が好きで仕事中よくBGMで流しています。ベタな曲で本格的に聞かれている方から笑われてしまうかもしれませんが。10代の頃は退屈な音楽だと思っていましたが、歳を重ねると人生経験が曲と共鳴するようになるのでしょうか。今年の年末、例年の交響曲第9番ニ短調《合唱付き》コンサートが開催されることを祈るばかりです。

臨床検査学科
北爪 しのぶ(きたづめ しのぶ)

教養を身につけるとは??

私が女子高校に入学したときのことですが、校長先生の言葉が今でも記憶に残っています。それは、教養を身につけてください、その教養とは他の人間の立場に立って考えられるようなことです、というような主旨だったと思います。当時私は、女子学生に向けたメッセージらしいな、くらいにしか思っていませんでした。が、高校を卒業してウン十年も経ってから、このメッセージの重要性を実感しています。これは最近よく聞く言葉、エンパシーempathyに置き換えられると思います。他人に共感したり同情したりする感情を示すシンパシーsympathyに比べ、エンパシーは他人の感情や経験などを理解する能力をさすのだそうです。一つ例を挙げるなら、何かプレゼンをする際には、聴衆はどんな人達が多いのか、何を聞きたいのか?と考えて準備しなければならないなと思っています。今やインターネットを見れば、いろいろな知識を簡単に得ることが出来る便利な時代になってきたけれども、このエンパシーとやらは知識をただ受け入れるだけではなく、常に想像したり考えたりしないと身につかないものだと思います。臨床検査分野では多くの医学的知識を学ばないといけないのは事実ですが、患者さんに対してだけではなく、チーム医療その他いろいろな場面でエンパシーは必要になると思われます。大学がこのような教養を身につける場にもなってくれれば、と思います。

総合科学
佐々木 道子(ささき みちこ)

学問と出会い

私は薬学部出身で薬剤師免許も持っていますが、これまでに、「薬」に直接関わる職に就いたことはありません。大学1〜2年の頃は漠然と薬剤師になるのかな、と思っていましたが、3年生の半ばに有機合成化学の研究室に配属されてからはその面白さのとりこになり、大学院(修士,博士)を経て、それがそのまま仕事になっていました(図に示したような新しい反応を開発することを目的に研究を行ってきました。この反応では、一回の反応で一挙に五員環が得られます)。高校生の時には化学が特に好きなわけではなく、有機化学はどちらかといえば嫌いでしたが、研究室に入って、その考えは180度変わりました。良い師に出会えるかどうかも、その学問に対する印象を大きく左右するものだと思います。

薬学部に入った時は、自分が将来、有機化学の研究者となり、マサチューセッツ工科大学化学科(MIT)に留学したりするとは、夢にも思いませんでした。思ったより面白い人生になっていると、今のところ考えています。

理学療法学科
岡崎 可奈子(おかざき かなこ)

運動だけでは成り立たない

私が仕事柄、健康づくりに役立つ運動について地域の皆様や患者さんにお話することがあります。栄養バランスのとれた「適度な食事」、定期的な「運動」習慣、質の良い「睡眠」は、健康を保つため三本柱といわれています。どれか一つに集中しすぎたり、どれかを疎かにしたりするのではなく、どれもほどほどに「ちょうどよい」を探るのがなかなか難しい・・・。

運動は食欲や睡眠に影響しますし、運動の効果を高めるためには、栄養も休養も大切です。運動することで体の中で何が起こるのか、体の仕組みを知れば知るほど運動の意義や面白さを痛感する日々です。皆さんは、朝起きた時に、疲れやだるさを感じずに、すっきり目覚めていますか?

写真は「理学療法の日」ラジオ番組収録で山地アナウンサーと一緒にお勧めの運動を行っているところです。

作業療法学科
五百川 和明(いおかわ かずあき)

私の大切な作業

作業療法は「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念と学術的根拠に基づいて行われます。ここで言う作業とは、食事や着替えなどの日々の生活に関する活動、掃除や調理などの家事、そして仕事、趣味、遊び、人との交流、休養など、人が営む生活行為を意味します。皆さん気づきましたか。休養も作業なのです。

私は休日に、天候の具合を見てよく散歩に出かけます。これは積極的な休養であり、まさにウォーキング、有酸素運動なのですが、単なる運動とは異なります。私の好きな場所で、季節の変化を感じながら、時には立ち止まって空想し、ゆっくりとその時間を楽しみます。この散歩を通して心身のストレスを調整し、平日の仕事に気持ちよく臨むことができます。こんな休日の散歩は、私にとって大切な作業です。

四季折々の自然が豊かな福島は本当に良いところですよ!

写真:あづま総合運動公園

診療放射線科学科
久保 均(くぼ ひとし)

資格あれこれ

「診療放射線技師」は、国家資格です。国家試験に合格し、診療放射線技師籍に登録することで免許を取得しなければ診療放射線技師になれません。「資格」とは”あること”をして良いという身分や地位であります。国家資格とは、それを国が認定するということとなります。診療放射線技師においては、その”あること”とは「医師又は歯科医師の指示の下に、放射線を人体に対して照射すること」であり、医師・歯科医師・診療放射線技師以外は人体への放射線照射が認められない業務独占資格です。(今は、放射線を用いないMRIや超音波等を用いた検査の施行も認められています。)また、診療放射線技師という名称も診療放射線技師以外は使用できない名称独占資格でもあります。

世の中には、様々な資格があります。診療放射線科学科では、診療放射線技師は当然として他にも様々な関連資格の取得を支援していきます。

臨床検査学科
豊川 真弘(とよかわ まさひろ)

興味が世界の常識を変える

17世紀に、オランダ人のアントニ・ファン・レーウェンフックは自ら作製した簡素な顕微鏡(最大倍率266倍)で細菌や原虫を観察し詳細な観察記録を残しました。さらに、細菌(当時は細菌という概念はないので“小動物”と記載)は自然に発生するのではなく親から生まれることを主張しました。19世紀になってフランスのルイ・パスツールが培養技術を用いて自然発生説を否定することになりますが、その200年も前にレーウェンフックは自作の顕微鏡のみを用いた実験でこれを発見していました。

レーウェンフックは呉服屋の商人であり、素人の趣味で行われていた研究であったことから日の目が出るまでに長い年月を要しましたが、現在の微生物学の発展に大きく貢献した人物です。

写真は下痢を引き起こすランブル鞭毛虫という原虫を顕微鏡(200倍)で観察した写真です。どこにいるかわかりますか?レーウェンフック氏は自身の下痢便を観察してランブル鞭毛虫の発見にも貢献しました。興味がある方は下記URLの論文をご覧ください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsb/69/2/69_315/_pdf

ヒント:右側の小さな写真はランブル鞭毛虫を赤く染色して観察したものです。大きさと形の参考にしてください。

総合科学
本多 創史(ほんだ そうし)

研究を通じて、自分を/現在を客観視する

今回は自分の研究について紹介します。

19世紀後半以降の日本の人々が、人間の体や心について、どのような見方をしていたのかを調べる、という研究をしています。専門的な言い方では、身体観の歴史研究とか他者認識の歴史研究などと呼ばれます。歴史研究の醍醐味は、いまからは理解できないような考え方や感じ方に触れられることです。同じ人間の、同じ体であっても、それへの考え方、感じ方は時代によって異なります。それはとりもなおさず、今の私たちの考え方や感じ方が、一時的なものに過ぎず、いずれ変化するものだということを教えてくれているのではないでしょうか。

臨床検査学科
小川 一英(おがわ かずえい)

サラサラなのか固まるのか!

血液検査学で学ぶ分野に止血凝固検査があります。けがなどで出血しても血小板や凝固因子が働き血は固まって(凝固)自然に止まります(止血)。この血の止まりやすさや固まりやすさを検査するのが止血凝固検査です。止血凝固の働きが動脈硬化などが原因となって暴走すると、血管の中に血の塊(血栓)ができて心筋梗塞や脳梗塞などを起こすことがあります。これを予防するのが抗血小板薬や抗凝固薬(いわゆる血液サラサラ薬)ですが、投与量が多いと逆に出血の副作用が出てしまいます。そこで行われるのが止血凝固検査です。副作用が出なくて、血栓を作らせない効果が最大となる最適量をこの検査でモニターしていくのです。抗凝固薬に関しては確立したモニター法(血液検査学で実習します)がありますが、抗血小板薬に関しては良いモニター法がなく新たな検査法の開発が望まれていました。最近、臨床検査学科の三浦助教、北爪教授などが抗血小板薬の効果をモニター可能となる分子を発見し、実用化に向けてさらに研究を進めています。皆さんも検査技術の革新につながる研究を一緒にしませんか。(写真は血液凝固カスケードの一部です)

https://fmu-hs.jp/news.html?id=39

理学療法学科
矢吹 省司(やぶき しょうじ)

筋トレで病気を治す!

コロナ禍の今、あまり外出もできず、運動も控えてしまいがちだと思います。動かない生活や過度の肥満は、全身性の慢性炎症を起こし、それが様々な病気を引き起こすと考えられるようになってきました。ではどうすればいいのでしょうか? 実は筋トレなんです。筋肉を使う(筋トレする)と筋肉からPGC1αという物質が出ます。これが慢性炎症を抑えてくれるんです。猛暑の中では運動する気にもなれませんが、涼しくなったら筋トレをやってみましょう。写真は4Kgのダンベルです。ずいぶん前に2ケ買ったのですが、筋トレやろうとしたら1ケ見つからなくて、ゼビオで同じ重さのダンベルを買ってきたら古いのが出てきて、今は3ケ持ってます(全然自慢じゃないですが…)。

作業療法学科
藤田 貴昭(ふじた たかあき)

日常生活を科学的に捉えるということ

現在の私の生活における大きな“役割”の一つが仕事です。私の場合、仕事≒生きがいなので、仕事が出来なくなると本当に困ります。これを読んでくれているあなたにも、大切な役割や生きがいがあると思います。作業療法では対象者一人ひとりの方に役割や生きがいも含めた生活全体の支援を行います。

支援を行うために作業療法士は人の生活を科学的に捉えます。その捉え方は非常に多岐に渡りますが、私は患者さんが一日も早く日常を取り戻してもらえるように、日常生活活動(例えば、着替えや歩行やトイレ)にはどの機能がどのくらい必要か、という視点や、どのような条件が重なると自立しやすいか、という側面から人の生活を研究しています。いずれは研究を拡大し、役割や生きがいを取り戻すための研究も行いたいと思っています。興味があれば一緒にやりましょう!

話は変わりますが、私は大学2年生のとき、“自分は作業療法士に向いていない”と本気で大学を辞めようと思ったことがありました。ある教員の先生にそれを伝えたところ、「別に止めないけど、いろんな患者さんがいるんだから、いろんなタイプの作業療法士がいていいんだよ。」と言って頂き、なぜだかよく分かりませんが心が軽くなり、もう少しだけ頑張ってみようと思い、その結果、今に至ります。そんなタイムリーに学生を救える教員に私もなりたいと思っています。

診療放射線科学科
福田 篤志(ふくだ あつし)

物事の多面性を見抜く力を

私たち診療放射線科学科では主として光を扱います。光速度は1秒間に30万kmと正確に測定できていますので、光の種類は、1秒間に何回振動するかで区分けされています。

アスリートが勝ち取った金メダルは金色に輝きますね。この金色というのは、可視光のうち、赤色から緑色の光が反射されて目に届くから金色に見えるのです.

一方で光の三原色は赤、緑、青です。金にあたった青色の光はどうなってしまうのでしょうか。実は、青色や紫色の光は透過します。金箔は前から光をあてると金色に輝きますが、後ろから光をあてると青色に輝くのです。

私たちが日常見ているものは、物事の一面性でしかありません。どのようなものであっても多面性を保持しているもの。それを見抜けるかどうかは、それを見る知恵を持っているかどうか。大学はその知恵を磨く場所になるはずです。

総合科学
安田 尚子(やすた たかこ)

気になる「気になるミダシ」

今日は私の専門、言語学の話です。ニュースの「気になるミダシ」に「ヒグマとラッコの珍しい瞬間 子グマに悲劇…襲ってきたのは」というトピックがありました。子グマをラッコが襲うとは!とニュースを見たら、攻撃したのはワシでした。実はこのニュース、関連しない2つの話題で構成されていました。つまり「ヒグマ(とワシの珍しい瞬間)とラッコの珍しい瞬間」ということだったのです。この見出しだと意味が複数に取れ、正確な情報伝達の役割は果たせていません。でももしかしたら視聴者の気を引く効果を期待した上での意図的な曖昧さなのかもしれません。ことばがもつ役割・効果は何か、自分の意図したとおり相手に伝わるかどうか、考える機会になりました。特に医療現場ではちょっとしたことばの勘違いが大きなミスにつながるので言語学の基礎知識も大切と考えています。

作業療法学科
田中 善信(たなか よしのぶ)

“楽しく遊ぶ”が子どもの“できた!”を育てる

私は小児領域の作業療法士です。主に、発達障がいのお子さんに「遊び」を用いた作業療法を展開します。子どもは遊ぶことで多くのことを学び、成長します。その「遊び」を科学的に捉え、子どもが主体的に参加できる演出を心がけています。そして臨床現場では、できるようになったことを「先生ぇ!見て見てぇぇぇ!」と自慢する姿を目にすることが何よりも嬉しい瞬間です。“楽しく遊んでいたら、いつの間にかできた”を目指す、それが小児領域の作業療法の醍醐味だと感じています。

子どもに関わる仕事をしてみたいなという気持ちがあれば、私たちと一緒に学んでみませんか!

診療放射線科学科
山尾 天翔(やまお てんしょう)

楽しく真剣に

はじめまして、診療放射線科学科の山尾天翔と申します。CTやMRIにより体内の画像が撮れることに魅力を感じ診療放射線技師の道に進みました。X線の発見から約100年の間、放射線科学は急速に発展し、多くの場面に利用されています。診療放射線技師はそれらを画像診断や放射線治療などの医療に活用します。様々な学問からなる放射線医学を習得するために、大学では基礎的知識から臨床的な内容まで広く学ぶ必要があります。そして、皆さんと一緒に楽しく真剣に臨みたいと思っています。

臨床検査学科
高橋 一人(たかはし かずと)

病気の原因を探索・可視化する

臨床検査学科で病理検査学を担当しています。出身は北海道札幌市です。社会人となってからは函館、弘前と徐々に南下し、昨年より福島市民となりました。臨床検査技師として20数年、病理検査や血液検査などに携わり、教員としては4年目を迎えます。

病理検査の醍醐味は、腫瘍、炎症や感染症などの病態を、顕微鏡を通して視覚的に捉えられることです。近年は形態だけではなく、遺伝子やタンパク質の異常を解析し、より精度の高い診断や治療に貢献しています。

本学では、がん早期発見のスペシャリスト「細胞検査士」とのダブルライセンスを目指すカリキュラムも準備中です。真新しいキャンパスで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

総合科学
柴田 恭子(しばた きょうこ)

充実した大学生活を送りましょう。

福島県立医科大学で学ぶことの良さは、たくさんあると思います。ぜひ、在学中に、勉強や部活などを通して、その良さを見つけていってください。また、福島には、飯坂温泉、高湯温泉、土湯温泉などたくさんの良い温泉があります。あだたら高原、浄土平など自然豊かで、日帰りハイキングを楽しむこともできます。勉強やサークル活動、アルバイトなどに疲れたときは、ぜひ、福島の温泉や自然に癒され、心身ともに健康で充実した大学生活を送りましょう。

総合科学
久保田 恵佑(くぼた けいすけ)

大学での英語習得のために

はじめまして。英語系科目を担当する久保田と申します。専門分野は言語テストと英語教育学です。

唐突ですが、第二言語習得理論には「理解可能なインプット」と「理解可能なアウトプット」が学習者の言語能力を高めるためには重要である、という立場があります。皆さんは大学受験を通して大量の「理解可能なインプット」を経験してくると思いますので、大学入学直後は英語力を高める絶好の機会です。「もっと英語力を高めたい!」、「単位取れれば…」、「大学に来てまで英語かよ〜」など思いもそれぞれかとは思いますが、この好機を生かさない手はありません。皆さんが主体的に取り組める、インプットとアウトプットがつながる講義を用意しながら、有意義に学び合えることを楽しみにしております。

理学療法学科
小俣 純一(おまた じゅんいち)

「興味」と「疑問」をもって

私は、北海道出身で福島に来て約10年経ちます。
理学療法士として臨床、研究を主に取り組んできました。これまでの経験の中で私が感じていることは、理学療法士として患者さんに接していると「興味」や「疑問」が尽きないということです。当然、必ずしも患者さんの症状や病状を良くできるわけではありません。だからこそ、これからも自分が抱いた「興味」や「疑問」を放っておかずに、患者さんに還元できる研究をしたいと思っています。この経験を生かして教育ができればと思っています。
身体の機能や疾病に対する「興味」や「疑問」を持っている人たちと、いろいろなことができればと思っています。

写真:学会の合間のシアトルにて

作業療法学科
三橋 佑平(みつはし ゆうへい)

やりがいと面白さの作業療法

私は北海道出身で、2018年4月から医大で働いています。作業療法士は人々の「作業」に焦点を当てた治療や援助を行う仕事です。大切に思っていることや、やりたいことについて、”思いついて”、“計画して”、“実行できる”ようになる、その人らしい生活を送れるよう援助する仕事です。けがや病気をしたとしても、どうすれば今までのように暮らせるのか、どうすればもっと楽しく生活できるのか。作業療法学を一緒に追いかけてみませんか?

そして最近は、IoT機器のようなガジェットにも興味を持っています。生活に便利な道具をどう活用するかを考えるのも大切な仕事です。ぜひ皆さんと一緒に楽しみながら考えていきたいなと思っています!

診療放射線科学科
田代 雅実(たしろ まさみ)

真実をつかみ撮れ

タイトルは、昨年ドラマ化されたラジエーションハウスのキャッチコピーから拝借しました。診療放射線技師は、X線を利用した一般撮影装置やCT装置、磁場と電波を利用したMR装置などを操作し撮影を行います。目では見ることが出来ない物理現象を利用し、体に起こっている真実をつかみ撮り、診断に役立つ画像を提供します。放射線科学を通じて、医療に貢献することに興味がある皆さん待っています!(写真は放射線科学とは離れますが、令和2年7月豪雨での支援活動風景です。)

臨床検査学科
三浦 里織(みうら さおり)

生きているって本当に素晴らしい!

わたしは幼い頃、朝顔や露草から色水をつくったり、子ども用の顕微鏡で小さいものをみたり、天体望遠鏡で夜空を眺めることが好きでした。高校に入っても理科好きで卒業する時に、臨床検査技師を目指せる大学を希望し、臨床検査技師として病院業務や研究をしながら大学院へと進みました。これからはわたしと同じように、臨床検査技師を目指す皆さんとともに、多くの経験を重ねながら、お互いに成長していきたいです。皆さんは血液型が何種類あるのか知っていますか?よく知られているABO式血液型のほかにも、赤血球の表面には多くの型が存在します。また、自己と非自己を認識する免疫に重要な役割を持つ白血球型も存在します。このような生命に関わるたくさんの知識を得ることで生きていることの素晴らしさも感じ、医療を通じ社会貢献できるのが、わたしたちの仕事の魅力です。臨床検査技師を目指してみませんか?

総合科学
有吉 健太郎(ありよし けんたろう)

生き物の仕組みの精妙さ

生物学を担当します有吉と申します。専門は放射線生物学で、放射線が生き物に当たった際、どのような影響が生じるのかを調べております。また、2012年より福島県の浪江町に生息する野生動物への環境放射線の影響を調べております。 写真は浪江町に生息する水棲動物の調査風景です。

現在、生物学を取り巻く環境はめまぐるしく、次々と新しい発見が相次いでおります。そんな中、これまで常識とされていた説やモデルが覆る発見も数多く報告されてきております。生物の講義を通して、生物の持つダイナミックで精妙な仕組みを学びながら、常識を一度疑ってみる、そのような講義をしたいと思っております。

理学療法学科
横塚 美恵子(よこづか みえこ)

心が動けば体が動く

理学療法士として行政に従事した経験があり、それをきっかけに地域理学療法学を専門としております。病気や怪我、加齢によって、生活において活動の制限や参加の制約のある方々に、その人が望むような生活ができるように、運動や動作の障害となっている原因を把握し、運動方法や環境整備の提案を通じて支援します。奉職して間もない頃、“心が動けば体が動く”という言葉を教えていただきました。体が動くようになると、生活が広がります。その逆も然り、体が動くようになると、心が動き生活が広がることもあります。今でも、この言葉を大切にしています。理学療法士として、一人ひとりの生活の再建に何ができるか、一緒に考えましょう。

作業療法学科
川又 寛徳(かわまた ひろのり)

コロナ禍における“作業(Occupation)”と作業療法(Occupational Therapy)

新型コロナウイルスの影響で、学校に行って勉強することや、友達とおしゃべりすること、部活に打ち込むことなど、今まで当たり前にしていた “作業(Occupation)”ができなくなった人はいませんか?自分にとって大事な“作業”ができなくなることで、元気がなくなったり、目的を見失ってしまった人もいるかもしれません。私たちは、そんな“作業”に困っている人たちのために『#おうち時間見直してみませんか?』※という冊子とリーフレットをまとめ、県内各所で配布しました。作業療法(Occupational Therapy)は、その人らしい“作業”を支援する仕事です。“作業”を通して人々の健康に貢献できる作業療法士を一緒に目指してみませんか?

https://fukushima-ot.jp/assets/office/200526_ver1-1.pdf

診療放射線科学科
福田 篤志(ふくだ あつし)

患者さんのために、見えない光を巧みに操ろう

皆さん初めまして。HPを開いてくれてありがとうございます。私は高校卒業まで京都府長岡京市で育ち、1999年に新潟大学を卒業して約20年間、病院と研究所で忙しい日々を過ごしてきました。現在は福島県立医科大学で診療放射線科学の教員をしています。

医療ではX線という光が多く使われています。レントゲンといえばピンとくるかもしれませんね。この光は目に見えないばかりか、五感に感じることもできません。特別な測定器を使わないと、その存在も疑わしく思えてきます。

目に見えない光の測定ができるようになると、それを巧みに操って、患者さんの病気の発見や治療が可能になってきます。下の写真は息子の左小指のX線写真です。指がドアに挟まって大きく腫れたのですが、骨は折れていなくて本当によかった。うまく撮影してくれた診療放射線技師の方に今でも感謝しています。

皆さん、医療に役立つ目に見えない光に興味はありませんか?もし興味があれば、福島県立医科大学で一緒に診療放射線科学を学びましょう。卒業後には診療放射線技師の国家試験受験資格を得ることができます。国家資格の診療放射線技師としてキャリアをスタートし、患者さんに貢献しませんか?

臨床検査学科
堀越 裕子(ほりこし ゆうこ)

魅力あるエコー(超音波)検査

福島県出身、臨床検査技師です。私はエコー検査に深く関わってきました。エコーは痛みを伴わずに体の表面から体内の様子を知ることができる検査です。病院検査、在宅医療、救急医療と様々な場面で活躍します。静止画はもちろん、動きのある画像を撮ることも得意です。初めて心臓のエコー画像を見た時には、心臓がこんなにもダイナミックに綺麗にみえるものかととても感動しました。エコーは心臓の機能を調べたり、血流を調べたり、頭から足の先まで検査可能でまだまだ進歩している魅力ある検査です。病気をみつけ、その病気の重症度を見極め、治療に活かす。また、病気にかからないように予防のお手伝いをする。将来の医療人としてエコー検査に携わってみませんか。

総合科学
反町 篤行(そりまち あつゆき)

好きこそものの上手なれ

私は、大気汚染や自然放射線による環境や人への影響やそのメカニズムに興味を持ち、研究に取り組んでいます。私が大学生だったとき、あまり大学に興味を持てず部活やアルバイトに明け暮れていました。今考えると、明確な将来像がなく、自分の知識・経験不足もあり自分の興味と大学での講義をリンクすることができなかったことが原因かと思います。その後、研究職に興味を持ち、研究に没頭し、幸運にも今に至っています。まず何に興味があるのか、何がやりたいのか。もし医療職に興味があれば、本学で体験してはどうでしょうか。あとは自分次第です。

写真は、モンゴル南東部の砂漠地帯における自然放射線のフィールド観測風景です。フィールド観測には体力や周囲との協働を要するので、趣味のフットサルに励んでいます。

理学療法学科
神先 秀人(かんざき ひでと)

一緒に新しい歴史を刻みましょう

京都で約20年間理学療法士として臨床に従事し、その後、山形で16年間教員を勤め、そして、今年の4月より本学でお世話になっています。

臨床では、厳しい環境の中で病気や障害と一生懸命戦う人たちから、多くのことを学ばせていただきました。山形では、心優しい多くの学生や教員に恵まれ、楽しく?教育や研究、課外活動に励むことができました。

新しい学部を創るということは色々困難を伴うとは思いますが、それだけやりがいがあり、こういった機会に巡り合えたことに感謝しています。

本学において、皆さんと一緒に、楽しく、新しい歴史を刻んでいけるよう、最善を尽くしたいと考えています。

作業療法学科
澄川 幸志(すみがわ こうし)

一人暮らしと作業療法

私は、島根県で生まれ育ち、大学への入学を機に青森県に移動し、この4月から作業療法学科の教員として県立医大に着任しました。着任と同時に、10数年ぶりの一人暮らしをすることになりました。一人暮らしをすると「生活すること」の大変さが実感できます。作業療法では、対象者の一人ひとりの日常生活における様々な課題に向き合い、課題解決に向けて治療を行います。私も、日常生活における様々な課題に対して「どうすれば、もっとよくなるか。」と考えながら、自分自身に作業療法を実践し毎日を過ごしています。作業療法は創意工夫が大事で、それがまたおもしろく、楽しいです。学部開設後に、皆さんと作業療法について学び合えることを心より望んでいます。

診療放射線科学科
高橋 規之(たかはし のりゆき)

はじめまして

画像診断の質の向上のために医用画像の新しい解析・処理法について研究しています。特に、人工知能(AI)を用いて脳疾患のCT画像診断を支援するシステムの研究開発を行っています。私は、診療放射線技師として長く病院に勤務したあと、医療現場で多くの診療放射線技師が活躍できるように願い、教員になりました。長い臨床経験を活かして、また研究を通して、診療放射線技師を目指し学ぶ皆さんのお手伝いをしたいと思っています。

臨床検査学科
北爪 しのぶ(きたづめ しのぶ)

実験することの楽しさ

はじめまして、臨床検査学科の北爪と申します。福島医大に赴任するまでは研究所に20年もいましたので、臨床検査のことは目下勉強中です。若い学生さんで活気溢れる大学は刺激があって楽しいです。教育のかたわら、アルツハイマー病などの神経変性疾患、生活習慣病やがんに関する基礎研究を続けていきたいと思います。培養細胞で分子メカニズムに迫り、一方で細胞では見えてこない疾患病態をモデルマウスで解き明かす、それがヒトサンプルの解析でも実証出来るのか明らかにするために医学部との共同研究も進めていきます。いつか、世の中に役立つ診断マーカーも確立出来たら良いなと思っております。実験に興味のある学生さん、一緒に病気の謎に迫ってみませんか?

総合科学
佐々木 道子(ささき みちこ)

大学で学ぶ醍醐味

1年次の化学の講義と自然科学実験(化学)を担当する予定です。専門は有機化学で、新しい反応の開発を目指して研究を行っています(写真)。大学で学ぶ醍醐味の一つは、専門科目以外の多様な教養教育科目を習得することにより、視野を広げられる点だと思います。高校までの化学は時間的な制約があるため、その楽しさを味わう余裕があまりなく、暗記科目としてのイメージが強いかもしれません。しかし本来は、身近な現象についての素朴な疑問に対して論理的な答えを出してくれる、とても魅力的な学問です。科学的なものの見方を身に着けることで世界が変わって見える、という体験を味わってもらえるような講義をしたいと思っています。

理学療法学科
岡崎 可奈子(おかざき かなこ)

理学療法士の先にあるもの

理学療法士は、身体の仕組みや働きを理解し、病気やケガ、加齢によって体の動きに支障をきたした方の身体活動を改善する専門家です。大学では理学療法士になるために、基本的な知識と技術を身につけ、国家試験の合格を目指しますが、理学療法士としては、そこからが新たなスタートです。

身体の動きを手段として、何を変えていけるのか。リハビリテーションの分野だけでなく、病気・ケガの予防やメンタルヘルス、業務効率の改善など、理学療法士の専門性は様々なところで生かすことができます。自身が学んだこと、経験したこと、挑戦したことを糧にして、将来、理学療法の可能性を広げる活動を一緒に考えていける仲間になってほしいです。

作業療法学科
五百川 和明(いおかわ かずあき)

作業療法へのいざない

私は作業療法士です。これまで身体障害領域の作業療法、特に脳血管障害の作業療法を専門として、教育、研究、そして臨床に関わってきました。現在はがんの作業療法に関する研究にも取り組んでおります。福島医大の作業療法学科の教員は各専門領域で多方面において活躍し、とても魅力ある方ばかりです。我々は患者さんの生活支援のほか、地域住民の健康支援にも貢献できる作業療法士を養成します。さらに、新たな作業療法学を構築すべく、工学や情報科学などの他分野との連携を促進し、IoTやAI等を活用した研究を推進させます。作業療法って、まだ知られていないことが多いのですが、実は、結構面白いですよ!

診療放射線科学科
久保 均(くぼ ひとし)

面白そう!の感覚を大切に。

子供の頃から何でも壊しては組み立てるのが好きで、小中学生の頃から電子工作やアマチュア無線に熱中し将来は工学系へ進みたいな、と漠然と考えていました。しかし、高校生の時に医学を知り、人を助けたいと思うようになりました。工学系が好きだけど人を助けたい...、と進路に悩んでいた時、診療・放射線という言葉に惹かれて入った道が今の道でした。大学での勉強は面白く、放射線技術で患者さんを救う、ことは私には最もやりがいのあることだと思って今に至っています。子供の頃の面白そう!がまだ続いています。

工学や医学の世界を面白そう!と感じる皆さん、是非我々と一緒に学びましょう。医療職という専門家の中の放射線の専門家として、医療に貢献しませんか?写真は、米国の大学に研究留学していた時の実験風景です。何もかもがとても面白かったです!

臨床検査学科
豊川 真弘(とよかわ まさひろ)

ミクロの世界からの挑戦

大阪府出身です。専門は臨床微生物学(微生物検査)です。

微生物検査は、培養技術や分子生物学的技術等を駆使して感染症の原因微生物を特定する検査です。個々の患者さんの診療はもちろんのこと、適切な感染対策をすすめるうえでも重要な検査です。新型コロナウイルスがまさにそうですが、近年は数年に一度の頻度で新たな病原微生物が出現しています。また、薬が効かない薬剤耐性菌の増加も世界的に大きな問題となっています。皆さんも臨床検査技師になって、ミクロの世界からの挑戦に対峙しませんか?

写真は17世紀のペスト終息を記念してウイーンに設置された記念柱です。

[趣味]スキー、サッカー(サッカーは鑑賞のみ)

総合科学
本多 創史(ほんだ そうし)

他人のメガネをかけて世を眺めることも

知人に、障害をもった人がいます。食事の折はサポートが必要です。私も何度かサポートしたことがありますが、あるとき、たくさん食べていたので、思わず「よく食べるねえ」と言ってしまいました。すると、その人は急に食べるのを止めたのです。後で聞くと、よく食べるねえ→食べさせるサポートが大変→食べるのを遠慮して、と言われた、と思ったそうです。何気ない一言が、生活のためサポートを受けている人にはトゲのように刺さってしまうことがあります。本学では、患者さんの身体についてはもちろん、その立場に身を置いたとき、世界がどのように見えるのか、言葉はどのように響くのか、学べるよう、講義を用意してみなさんをお待ちしています。

理学療法学科
矢吹 省司(やぶき しょうじ)

運動のすゝめ

運動には、いろんな良いことがあります。例えば、適度な全身運動をすると免疫機能を上げますし、筋トレをやると筋肉から炎症を抑える物質が放出されます。
私はスポーツジムに行って運動をしていましたが、コロナのために行けなくなってやめてしまいました。

そこで、ジムの会費1年分をつぎ込んで“ヤブキ・ジム”を家の中にセッティングしました(写真)。ここで汗をかくと、リフレッシュすることができます。
皆さんも勉強の合間に少しでもいいので体を動かしてみてください。運動にはまだまだ明らかにされていない効果があります。それを明らかにする研究もやっていきたいと思っています。

作業療法学科
藤田 貴昭(ふじた たかあき)

作業療法と私

新潟県出身です。幼い頃から小児のリハビリテーションに興味があり、当初は理学療法士志望でしたが、患者さんの生活全体を支援することのできる作業療法の存在を知り、作業療法士を志しました。私の考える仕事としての作業療法の魅力は、子供から高齢者まで一人ひとりの生活を支援することができること、そして患者さんから感謝や元気をもらえることです。現在は身体障害の作業療法が専門で、教員経験は9年、常に学生と距離の近い教員でありたいと思っています。

[趣味]フットサル、氷上ワカサギ釣り(福島県の桧原湖は最高)

診療放射線科学科
加藤 貴弘(かとう たかひろ)

放射線治療を学ぶなら福島!

はじめまして、診療放射線科学科の加藤と申します。

出身は愛知県豊橋市です。2006年に福島に来て早14年が経過しました。専門は放射線治療です。ご存じない方もおられるかもしれませんが、“放射線の究極の平和利用”それががんの放射線治療です。“見えない光を使って患者さんに希望の光を届ける!”をモットーにいかにがん病巣に正確に放射線を照射するか、ということを追及してきました。

本学では附属病院において標準治療であるX線治療を、県内医療機関において最先端技術である陽子線治療、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を臨床実習を通して学ぶことができます。このような恵まれた環境は、世界広しといえども本学だけでしょう。

“放射線治療を学ぶなら福島!”これで決まりです!

臨床検査学科
小川 一英(おがわ かずえい)

顔に隠された真実をあぶり出せ!

臨床検査学科で血液検査学を担当します。血液検査学では血液中の細胞の計量法や、血液や骨髄中の細胞の同定法などを学びます。白血病などの血液腫瘍は、がん化した血液細胞が無秩序に増加する病気です。腫瘍の種類によって細胞の顔は可愛らしいものから獰猛に見えるものまでさまざまですが、可愛らしい顔をしているからといって質(たち)が良いとは限りませんし、顔つきは悪くてもあっさり薬にやられて治りやすいタイプもあります。顕微鏡で顔を判別するだけでなく、PCR法を始めとした遺伝子検査などを駆使して顔に隠された本当の質をあぶり出すのも臨床検査技師の仕事の一つです。真の姿をあぶり出す技術革新に一緒に取り組んでみませんか。

総合科学
安田 尚子(やすた たかこ)

ことばのパワーで世界が変わります!

英語、言語学担当の安田尚子です。専門は第二言語ライティング、発音指導です。米国アリゾナ州、ハワイ州、韓国ソウルに留学経験があります。

私の研究テーマは、漫画と役割語(キャラ語)を用いた英語ライティングの指導とその効果です。マルチメディア手法で、よりコミュニケーションに役立つ英語教育を目指しています。また、言語学を通じて、ことばが持つパワーについて皆さんと考えていきたいです。私たちはたった一言で誰かをハッピーにも不幸にもできます。言語学は私たちの日常生活や医療現場でのコミュニケーション改善に重要な役割を果たします。

研究以外ではテコンドー(国際師範)、ボディボード、フラなど色々やっています。漫画も好きなのでおすすめ作品を教えていただきたいです。

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